■ 浜口隆則の経営論 Vol.14:成功の定義 ■
成功とは、幸せになること。
経営は、人が、人のためにやっている、人の活動。
だから、経営に関わる人が幸せにならなければいけない。
儲けることも、大きくなることも、有名になることも、
経営にとっては大切なことだが、それらは手段でしかない。
しかし、多くの経営者は「目的」と「手段」の境界線が、
分からなくなっていく。
そして、いつの間にか、
手段が目的になっていく。
人や幸せが経営の中心課題から離れていく・・・。
いくら手段を得ても、
あなたと会社に関わる人が幸せになっていなければ、
会社を経営している意味がない。
経営の目的を見失っていないか?
手段が目的になっていないか?
深く、考えてみよう。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より