■ 浜口隆則の経営論 Vol.17:7つのメンタルブロック ■
人は誰でも知らず知らずの間に、
たくさんのブレーキを心に装着している。
その「心のブレーキ」を「メンタルブロック」という。
メンタルブロックは、思い込み。過去に正しいと思って獲得した考え方。
しかし、過去に正しかった考えが正しくあり続けるとは限らない。
過去に自分を守ってくれた考えが守り続けてくれるとは限らない。
それにもかかわらず、多くの人は、過去に獲得した考えに、こだわり続ける。
特に大人を邪魔しているのは、思考力が未熟なうちに獲得した考え方。
刷り込まれたとも言える考え方。
そういった「今では邪魔になってしまった考え」を捨てるだけで、
人は一気に成長できる。それは、次元が変わるくらいの変化だ。
メンタルブロックの存在を疑ってみよう。
経営者であれば<7つのメンタルブロック>をチェックしておこう。
(1)「商売は悪いこと」だと思っていないか?
(2)「儲けるのは悪いこと」だと思っていないか?
(3)「お金は汚い」と考えていないか?
(4)「私だけ幸せになるのは悪いこと」だと感じていないか?
(5)「好きなことをするのは悪いこと」だと思っていないか?
(6)「人と違うことをするのは悪いこと」だと感じていないか?
(7)「二つ以上を同時に得ることは悪いこと(生贄の心理)」だと思っていないか?
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より