■ 浜口隆則の経営論 Vol.6:当たり前の基準 ■
「当たり前」の受け止め方は、経営者のレベルによって全く違う。
成功し続ける経営者は・・・
「当たり前」を「出来ているか否か?」という基準で省みる。
そういった厳しい刃を、自らに向ける。
しかし、成功できない経営者は・・・
「当たり前」を「知っているか否か?」という基準でしか考えない。
そういった自己満足の甘い薬を飲んで、それに酔っている。
この両者には、天と地の差がある。
あなたは、それに気付いているだろうか?
当たり前とは、当たり前に「出来ている」ことだ。
当たり前のことだと「知っている」ことではない。
しかし、多くの経営者は、このことが分かっていない。
だから、いつまで経っても、
「当たり前」と認識していることが出来るようにならない。
当たり前から、逃げていないか?
当たり前を、軽く見ていないか?
あなたの「当たり前」に対する態度は大丈夫か?
チェックしてみよう。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より