こんにちは。
プレジデントアカデミーの山本と申します。
本日は、私の大好きな言葉「ありがとう」に
ついてお話させていただきます。
この「ありがとう」の5文字 は
人生を幸せにする最高の道具だと思っています。
今日は私自身が「ありがとう」の持つ力を
実感したエピソードをお送りいたします。
何か一つでも皆さまの気づきに繋がれば幸いです。
<ありがとうエピソード①>〜部下に対して感謝の気持ちを伝える経営者〜
この経営者は、仕事に大変ストイック。
部下に対しても厳しく、毎日部下は怒られていました。
しかしながら、何故かこの経営者から怒られても
素直に聞き入れることができました。
何故か?
この経営者は必ずこのように部下を怒ります。
「●●してくれてありがとう。でも・・・」
この冒頭の「ありがとう。」があるだけで
私の感情は
「怒られたけど、頑張ってよかった。
次は怒られないように頑張らないと!」
となっていました。
このエピソードから私が感じた「ありがとう」の力
「ありがとう。」の言葉が「怒られる。」
といったネガティブな気持ちを絶妙に
中和してくれていました。
普段部下と接する上で、「ありがとう。」
と言う事は少ないかもしれません。
ただ、部下は経営者の「ありがとう。」の
一言が仕事への大きな馬力となります。
部下と良好な関係を気づくためや
会社の業績向上のためにも、「ありがとう。」
という道具を使っていくことが
一番の薬となるのかもしれませんね。
<ありがとうエピソード2>〜些細なことでも「ありがとう。」を言ってくれる妻〜
私の妻は「ありがとう。」を毎日言います。
夫婦共働きのため、家事は折半で行っています。
分担された家事をこなすのは当たり前ですが、
妻は「●●してくれてありがとう。」と言います。
また、食事時に妻のコップにお茶を入れても
「ありがとう。」醤油をとって渡しても
「ありがとう。」と些細なことに対しても
口癖のように言ってくれます。
いくら夫婦で共に暮らしていると言っても、
「ありがとう。」と言われると、嫌な気はしません。
私自身も負けじと、「ありがとう。」を言うように
意識するようになりました。
不思議な事に「ありがとう。」を言い続けると、
当たり前だと思っていたことが、突然本当に
ありがたく感じてきたのです。
すると、意識せずとも感謝の言葉が生まれて
くるようになり、その結果、日々幸せだと
感じることが多くなりました。
このエピソードから私が感じた「ありがとう」の力
些細なことにも感謝の気持ちを持つことで
当たり前な出来事も嬉しく思えるものです。
当たり前になっていることに対し、
今一度「ありがとう。」の気持ちを持って
みてはいかがでしょうか?
最後に:経営にも役に立つ「ありがとう」
「ありがとう。」は、なかなか恥ずかしくて
言えないことが多いかもしれません。
しかし口に出さなければ気持ちは伝わりません。
それに心に止めておくだけでは、もったいない。
経営だけでなく、
人生を幸せにしてくれる「ありがとう。」の言葉。
皆さまもちょっと意識をして、使ってみては
いかがでしょうか?
ライター:山本 翔悟