生きることは当たり前ではない
株式会社アイ・パッション / 浅井 慎吾
本音を言えば、1、2年生のうちは遊び倒してほしいと思いますね(笑)。社会に出ると、職から離れない限り、自分自身の自由な時間はほとんど持てなくなります。私自身は何をしていたかというと、大学の授業にはほとんど出ないで、バイトをひたすらやってお金を貯めて、海外によく旅行に行ってましたね。海外に行くというのが特に大事だと思います。どちらかというと、日本より貧しい国に行くべきだと思います。私はベトナムとかカンボジアとか、東南アジアの国によく行っていましたけど、そこに行くと、「日本くらい生きることが当たり前になっている国はない」ってことが実感できます。ただ見るだけじゃなくて、たとえば、貧乏で道端で花を売っている子と一緒になって花を売ってみるとか、そういうのがすごくいい経験になりますよ。私も将来的には、ありきたりの新入社員研修をやるよりは、1週間カンボジアに行くほうがはるかに研修になるので、そういうことをいずれはやりたいと思っています。ただ、もしやりたいこととか、自分の目標がはっきりしているのなら、その目標を最短で目指せる企業にインターンしに行くのもありだと思いますよ。それがないなら、ぜひ海外に行っていろんな経験をして、自分のやりたいことを見つけるべきだと思います。