コロナに負けるか!ということで、
日本全国で、「新ビジネス」が続々と出てきております!!

コロナウイルスが
猛威を振るっている2020年、
多くの企業が苦境に立たされており、
経営者は変化を
迫られているのではないでしょうか?

チャールズ・ダーウィンが
唱えた進化論の一節である
『生き残る種とは、最も強い者ではない。
最も知的な者でもない。
最も変化に適応した者だ。』
という言葉の意味を
私たちは身をもって知らされています。

この記事では、
コロナウイルスという状況に適応し、
『ピンチ』を『チャンス』に変え、
新たなビジネスを
生み出した例を学びましょう!

事例の厳選は社長の学校「プレジデントアカデミー
が行わせていただきました。


2021年最新版も下記記事で紹介しておりますので、こちらも合わせて御覧ください。

コロナ 新ビジネス 新事業 タイトル サムネイル


①フードサプライ
「ドライブスルー八百屋」

【概要】
外食卸に特化した
八百屋がこだわり野菜を
厳選してご奉仕価格にて提供。

スーパーに行くにも
大勢の人との接触が不安、
ネットの注文は割高。
そこで最小限の接触!
車で来ると下りずに積み込んでもらえます。

一言解説:
飲食店向けに青果を栽培する
全国の契約産地でも商品が余り、
このままでは多くの野菜が
廃棄という困りごと×スーパーに
買い物に行くのが恐いという
困りごとの2つを解決するアイデアです。

http://www.foodsupply.co.jp/drivethrough/



②TASTE LOCAL
「地域のごちそうを、食卓で。」

【概要】
構想から約1週間で
形になったという
このECサイトは、
新型コロナウイルスの
感染拡大で大打撃を受けている
宿泊業界に対して
何かできることはないか…
と考えたことを
きっかけに誕生しました。

そして、
こうした状況では
宿泊施設に泊まりに
出向くことは難しいが、
宿泊施設がつくっている
お土産品などを
購入することなどで
応援することはできると
閃いたというのです。

一言解説:
顧客の行動に制限がある中で、
何を提供できるのか?
制限をかけていくと
自ずと自分自身が提供できる
ビジネスアイデアが見つかるものです。

https://taste-local.stores.jp/
https://minpaku-univ.com/news/15162/



③串カツ田中ホールディングス
〜コロナに負けるな!日本応援キャンペーン〜

【概要】
串カツを食べて
コロナに打ち勝つという名目で、
テイクアウト限定で
串カツセット“567円”で販売しています。

一言解説:
ネーミングで勝負!


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伸びるビジネスには「うまくいく型」がある!

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④ガールズバー「RUTILE」
「リモート接客」

【概要】
ビデオ会議システム
「Whereby」を用いて
リモート接客をしています。

カウンター席に置いた
端末を介して、
客が自宅にいながら
バーテンダーの女性と
おしゃべりを楽しめるサービスで、
価格は6600円〜9900円(税込)です。

一言解説:
テレワークで一人ぼっちが寂しいという男性のニーズに訴求。



⑤NORA HAIR SALON

「ヘアカットの前売り券」



【概要】
「ヘアカット」や「カラーリング」、
「ネイル」の前売り券を発売(有効期限3年)。
髪は必ず伸びて、いずれ切るものなので
『美容室×前売り券』の相性は良いのです。

また、男性から女性へ、
息子から母親への『ギフト』として機能します。

一言解説:
前売り券、リピート販売する時の1つの戦略。
キャッシュフローが今は大事だから、前借り的で有効です。

https://nora0427.base.shop/
https://fashionmarketingjournal.com/2020/04/norahairsalon-ticket.html



⑥劇団テレワーク
「オンライン劇団」

【概要】
企画から稽古、
公演まで全てをオンライン上の
Zoomで行います。

一言解説:
非接触をできるだけ突き詰めていった結果。
今までの「業界常識」の逆をいく
取り組みで注目を集めています。



⑦アパホテル
「テレワーク応援 5日連続プラン」

【概要】
チェックイン日の
午前8時からチェックアウト日の
午後8時まで利用できるもので、
4泊5日で料金は15,000円から。

5日連続での利用限定で、
客室清掃は滞在中の1回のみ対応してくれます。
設定期間は4月6日から5月29日まで。
午前8時から午後7時まで利用できる
日帰りプランも用意しており、
料金は4,500円からとなっています。

一言解説:
顧客からニーズに合わせて、
新商品を柔軟に開発。
何よりも全国で展開しているにも関わらず、
スピードが早い。



⑧EVOエンターテイメント(アメリカ)
「屋外で映画を無料上映」

【概要】
映画を無料で上映するが、
フードやドリンクから収益をあげています。

観客らは車内からアプリ経由で、
飲み物やフードを注文でき、
支払いはキャッシュレスで、
現金は取り扱わない。
劇場のスタッフがゴム手袋を着用し、
場内の車にアイテムを届けに向かいます。

映画のサウンドは
車内のラジオから流されます。
上映は日没から開始され、
外出制限が始まる22時には終了する
EVOエンターテイメントは
ドライブイン・シアターに加え、
地元の住民に食料品やアルコールを
配達するデリバリーサービスも
始動させています。

一言解説:
1950年代頃に流行った
ドライブインシアターが、
再注目!
娯楽がなくなるという市場環境を理解し、
戦わないポジショニングを構築しました。



⑨AUTO RESERVE
「先払い予約機能」

【概要】
飲食店に対して
先払いを行い、
少し先の未来に
少しお得に食事が楽しめます。

一言解説:
飲食店側はキャッシュを前受けでき、
キャッシュフロー回転日数を
マイナスにすることができます。
現金商売よりも
強固なビジネスの形を
構築できるのが強みです。



⑩ネットカフェ(中国)
「PC端末レンタル」

【概要】
中国のネットカフェは
ゲームセンターのような雰囲気で、
そこで最新スペックの
高性能ゲーミングPCで
オンラインゲームをプレイするというのが
多くの利用者の楽しみ方です。

あるネットカフェのオーナーは、
保有する端末を
レンタルで貸し出すことに決め、
ハイエンドなゲーミングPCを
日額30元(約450円)のデポジットで
利用できるようにしました。

一言解説:
持っているリソースを
100%活用してビジネスの継続を目指す。
自社の強みやリソースの棚卸しが
出来ているからこそです。


⑪ヘルスケアプラットフォームアプリ「FiNC®︎」
「今こそ、カラダ」

【概要】
在宅勤務や外出自粛など
慣れない生活からくるストレスや食生活の乱れ、
運動不足をサポートするため、
ヘルスケア領域の専門家が監修した
「今こそ、カラダ」プロジェクトを開始。

これまでの自宅トレーニングに加えて
免疫対策レシピなどを
情報提供するサービスです。

一言解説:
元からあったアプリを、
市場の困りごとに合わせて
カスタマイズして
マーケティングを実施。

テレワークを見越した、
マーケティングの仮説出しと
アプローチのスピード感が見事です



⑫本田圭佑
「オンライントレーニング/オンライントーク」

【概要】
超一流選手と
一緒にオンライントレーニングができます。
4月4日の朝8:30からZoomを使って実施。
1000名が申し込みをしたそうです。

一言解説:
テレビという媒体を介さずに、
有名人と繋がれる時代に。
1人1人がメディアの
コンテンツとなれるような
環境が出来たからこそ、実施可能になりました。


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⑬oh my glasses
「無料マンツーマンオンライン試着相談サービス」

【概要】
「家にいながらメガネ選びを楽しみたい!」
そんな声にお応えして、
ビデオ通話でマンツーマンで
プロにメガネ選びを
相談できるサービスをスタートしました。

日本最大級のメガネ・サングラスの品揃えから
運命の1本を見つけることができます。

一言解説:
顧客に新しい購買体験を
お届けしようとする取り組み。
価値観が変わる
世の中だからこそ、
積極的にトライができます。



⑭三菱地所レジデンス
「新築マンションオンライン接客販売」

【概要】
具体的なフローとしては、
顧客・販売担当者がともに
インターネットにつながるPCと電話を用意し、
販売担当者が顧客に電話、
顧客は検索エンジン経由で
「ベルフェイス」の接続ナンバー発行ページに
アクセスします。

販売担当者は
電話口で確認した
「接続ナンバー」を入力し、
画面で、間取りなどの資料や
360°パノラマカメラで部屋を撮影した
「VRモデルルーム」を
共有しながら商談を進めます。

販売担当者側はカメラで顔を映すが、
顧客側のカメラは許可を得ない限り、
販売担当者側に映りません。

一言解説:
顧客に新しい購買体験を
お届けしようとする取り組み。
価値観が変わる
世の中だからこそ、
積極的にトライができます。


今回ご紹介した事例を参考に、
あなたの会社でも何か取り入れることはできないか
検討してみてください!


【ライター】下境田 直也
株式会社 Urth 代表取締役
早稲田大学商学部4年

大学では商学を専攻。
2019年には、文部科学省が運営するアントレプレナー育成事業の一環であるGapFundProjectにおいて最高評価および支援を受け、起業。
現在は、フリーランス活動を支援する事業を軸に会社活動を行っている。


【監修】
野田 拓志
株式会社 ビジネスバンクグループ
経営の12分野ガイド
早稲田大学非常勤講師

大学時代、開発経済・国際金融を専門とし、 その後「ビジネス×途上国支援」を行う力をつけるために一橋大学大学院商学研修科経営学修士コース(HMBA)へ進学。 大学院時代に、ライフネット生命の岩瀬氏や元LINEの森川氏に対して経営戦略の提言を行い、そのアイデアが実際に事業に採用される。 現在は、「社長の学校」プレジデントアカデミーの事業部長として、 各地域の経営者の支援やコンサルティングを行う。2017年4月からは早稲田大学で非常勤講師として「ビジネス・アイデア・デザイン(BID)」を行う。


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