大きな衝撃を受けて本気になれた「経営の12分野」との出会い
先代の父から事業を引き継ぎ、数年が経過したころです。
これまで家業としてやってきた、不動産業の「経営スタイル」を変えていきたいと考えていました。
家族と知り合いによる「関係性」で成り立つ、属人的な経営からの脱却が一つのテーマだったのかもしれません。
未来に向け会社の成長を考える、経営のあるべき姿に変えていこうと。
しかし、何を目指して、具体的にどう変えるべきか迷うことが多くありました。
その度に「経営をもっと学ばなければいけない」と思い、経営に役立ちそうな研修には、見つけると参加するようにしていました。
偶然、WEB検索かフェイスブックでヒットしたのが、経営の学びとしてのプレジデントアカデミーでした。
一番はじめに受講をした経営の12分野「仕組み化」のテーマで、「頭をガツンと殴られる」たような、大きな衝撃を受けました。
これだけ長い業歴がある会社なのに「仕組み化」も「資産化」も出来ていない、、、
この講義をきっかけにして、自社の経営を本気で見直していこうと決意をしました。
経営の12分野との出会いが、自分にとって経営を変える大きなターニングポイントになったと思います。
毎月の学びで得たことはすぐにやろうと思い、ワクワクしながら受講しています
2月「仕組み化」の学びからは、まずマニュアルづくりにとり組みました。
先代から引き継いだ仕事も、先代でないとわからないことがあったり、先代のやり方が独自にあったりしたんです。
誰でもできる、誰がやっても同じ成果や価値をつくることができるようにしたい。
わからないものは全部、社長である私がやっていた仕事も、
基本のやり方を決めて、社内メンバーでもできるようにしました。
場合によっては外注に出した方が、生産性が向上するだろうと考えることもできるようになりました。
あと、4月講座の学びで「ミッション」をしっかり固めることができたので、新しいチャレンジをする起点になりましたね。
自分たちの「軸」をブラさないという自信は、新しいチャレンジを後押しする力になると実感しています。
「ミッション」を実現するために、もっと自社が突っ込んでやるべき支援サービスは何か?
こう考えて、新しいサービス開発を行ったので、社内の取り組みがスムーズで、お取引先にも伝えやすい新サービスづくりができたと思います。
さらに、自社の「ブランド」をどう伝えるか?
ということについて、You Tube 動画を配信するマーケティングもスタートできました。
以前から、不動産の情報を自社独自の視点を加えて、動画で伝えることはやりたいと思っていました。
しかし、自社のブランドの出し方がわからず、どう伝えたらいいのかわかりませんでした。
撮影・編集・配信ノウハウもありませんから、前に進みませんでした。
誰にどう思ってもらいたいのか?そのためにどういう企画と伝え方がいいのか?
経営の12分野「ブランディング」講座の学びから、取り組み方が見えてきました。
取り組み方が見えると、手探りであった、このYou Tube 企画も、楽しく進めることができました。
しかも、課題であった撮影・編集・配信についてもマニュアル化をしたので、パートさんと外注さんで実施ができる「仕組み化」をすることができました。
とにかく、経営の12分野で学んだことは、仕事をする各所でつながり、再現性が高いので、色々な事業改善に役立っていますね。
プレジデントアカデミーの学びは、会社を良くしていると実感が持てます!
経営の12分野は、経営に必要不可欠なテーマが用意され、年間を通して学ぶことができる。
つまり、学び続けると毎月必ず何か発見があって、正しいチャレンジ課題に出会える。
このことに、感謝をしています。
日々の忙しさに紛れてしまうと、仕事をやった感はあっても、経営者としてやるべきことが本当にできているのか不安になることがあります。
月に1度でも会社の未来を考える機会があり、経営者がやるべきことに正しく取り組むことができる。
プレジデントアカデミーの「力」を借りながら、会社を良くしているという実感があります。
でも、プレジデントアカデミーを学びはじめた、1年目の時には「何かをやらなければいけない感」が強く出過ぎたかもしれません。
学んだことを自分だけで何とかしようと先走るが、事業を一緒に支えてくれる妻に理解されなかったり、社内で理解されなかったこも多々あります。
なので2年目からは、経営の12分野で学んだことを、社内で共有するようにしました。
あと、オンライン配信・月末の映像配信がサービスにあることは、とてもありがたいです。
自分が学んだことを、妻や社員にも共有しやすいですし、映像を止めて意見交換がすぐにできます。
私は、学んで実行しないと、何の意味もないと考えています。
しかし、実行をする際に自分と関わるメンバーの「温度感」が異なると、実行が難しいということもわかりました。
これからは関わるメンバーにも、それぞれの立場で「経営の12分野」を活かしていこうと考えてもらえるように、学びを浸透していきたいと思います。
軽井沢商事株式会社 代表取締役
土屋 貴鉱 氏
事業内容:不動産業
HP:https://www.karuizawashoji.co.jp/