Q:「経営の12分野」や「プレジデントアカデミー」との出会いのきっかけを教えて下さい
弊社代表の樽本が東京出張で、せっかく東京に来たのなら「何か学びはないか」と探したことが直接的な関係のスタートです。ちょうどプレジデントアカデミーが全国的に展開をスタートしていた時でしたので、毎月広島から大阪・福岡に通っておりました。
今でも記憶に残っていますが初回は2015年3月の「投資とリスクマネジメント」でしたね。
月1回、福岡や大阪に泊まりがけで学んでいたので、この行き帰りの移動時間なども含めて1つのプログラムになり、実りのある1年でした。
その後、2015年の年末に福岡で共同運営パートナーがスタートしたことを、キッカケに「広島でも共同運営パートナーをやりませんか?」というお話をいただきました。急なお話でしたが、新たなチャレンジとして2016年4月からプレジデントアカデミー中国校スタートしました。
Q:「経営の12分野」を認めてくださっていただいている理由を教えて下さい
今までは、個別バラバラだった経営理論が繋がるようになりました。経営の12分野によって、色々な理論や学んだことの繋がりがはっきりと見えるようになりましたね。日常的に触れる経営の事例が、経営の12分野というポートフォリオ内に収まるようになって、色々な迷いがなくなりました。
また、受講者として感じていたのは、「経営の12分野」は熱すぎないということですね。受講中は、冷静に自社の経営に向き合って考えられるのは、貴重な時間でした。そんな時間の中での自問自答は事業が進むキッカケになっていました。日常忙しい業務の中から離れて、冷静に考えることは効果絶大でした。自分自身で決めて、動き、チェックするというサイクルが毎月出来上がっていましたね。
さらに、「経営の12分野」はスライドが作り込まれているので、スライドによる訴求力が大きいので非常に助かりました。話し手(ガイド)になってより感じたのですが、このスライドでしっかりと話ができるようになれば、ガイド歴の浅い私の話でもお客様は聞いてくださいます。スライドには、飽きさせないような工夫がふんだんに入っています。そのため、ガイドからすると安心して伝えられます。
Q:プレジデントアカデミーやビジネスバンクグループとご一緒にプレジデントアカデミー広島校を運営しようと考えた理由はなんですか?
1番の理由は、自社のビジネスのビジネスモデルをより強化していきたいというところでした。弊社のビジネスは、ビルメンテナンスや派遣、警備などの労働集約型ビジネスからスタートしています。
その後、中小企業の悩みの根幹は「採用だ」と考え、採用をいろいろな会社に支援していました。ただ、採用を支援している会社すべてがうまく採用がいくわけではありませんでした。
理由を考えたところ、うまくいかない原因は採用の部分でなく「経営」全体に及ぶということが分かりました。中小企業は不完全だからしょうがないのですが、経営全体を良くしていくサポートが必要だなと思い、プレジデントアカデミーを通して経営の支援をしていこうとなりました。
将来的には、私たちはこのような3つの支援を通して、ぐっとくる会社をもっと増やしていきたいと思っています。
①ぐっと来る会社をもっと増やすお手伝いをしたい…プレジデントアカデミー
②ぐっとくる人を紹介して働ける場所を増やす…採用支援
③ぐっと来る会社をさらにぐっとくる会社へ…システム・コンサルティング
Q:プレジデントアカデミーやビジネスバンクグループとご一緒に継続運営をしていただけている理由を教えて下さい
プレジデントアカデミーの共同運営パートナーを継続して実施している理由は「自分たちが成長できる」という点です。ビジネスバンクグループさんは、いかにお客様を成功に導いていけるのかの姿勢を教えてくれます。さらに、ビジネスバンクグループさんは新たなチャレンジを進んで実施してくださるので参考になっております。
また、共同運営パートナーをしたことで、お客様からの「認知価値」が高まりました。プレジデントアカデミーでは「先生」という立場になりますので、お客さんからの見られ方が大きく変わりましたね。「人材紹介家さん」から「経営の先生」の立場の変更は、話を聞いてもらえる可能性がぐっと高まりました。もちろん、先生という立場のため、周りから求められる基準は高くなりますが、影響力が高まったことをひしひしと感じております。
Q:共同運営パートナーによる貴社への効果はどのようなものですか?
先程お伝えした通り、認知価値向上によって、「コンサルティング契約」も増えてきております。深いお付き合いをしてくださるお客様が増えているのは嬉しい限りですね。
コンサルティング時にいただいたウエルカムカード
また、会社の採用の部分でもシナジーに入社したいと言ってくれる学生が増えたと感じております。起業や経営に関してアンテナの高い学生が集ってきてくださっています。
1つの成果として、全社で「経営の12分野」を実践したことも影響し、2017年ホワイト企業制度部門「ホワイト企業アワード」に認定されました。全社で経営のベースをつくることができており、成長を感じております。多角化経営をしている中でも、経営に関する言語が共通化しているのは非常に助かっています。社員みんなで共通認識があるので、経営に関する会話がスムーズに行えていますよ。
Q:お客さまに「経営の12分野」をお伝えしてどのような声をいただいておりますか?
お客様からは続々と喜びの声が集まってきています。特に多いのは、「自分の経営に向き合う時間が出来た」、「社員との共通言語化できた」、「メンバー間で同じテーマでディスカッションできるのはありがたい」などです。
プレジデントアカデミーには、社長や経営者にとって「良い質問」があるということを意味しているのだと思います。経営という分からないものに対して、「どう向き合うべきかの良い質問」をプレジデントアカデミーの「経営の12分野」が提供している結果だと思います。
今後も中国地方を中心に、社長・経営者から喜びの声をいただけるように「良い質問」を投げかけ続けていきたいと思います。
プレジデントアカデミー共同運営パートナー
株式会社シナジー 執行役員
小濱 亮介 氏
事業内容:コンサルティング事業・人材サービス事業・警備業etc.
HP:https://www.kk-synergy.co.jp/