「優秀な人」と「優秀ではなく足を引っ張られるような人」、どちらと仕事をしたいですか?もちろん、優秀な人と仕事したいですよね?
あなたが起業してチームをつくるときも同じです。優秀な人が一緒に仕事をしてくれたほうがいいに決まってます。
優秀な人と一緒に仕事をすることほど楽しいことはありません。苦手や不得手なことを任せることができ、自分は好きなことや得意な仕事に集中できます。
しかし、優秀な人と一緒に仕事をし続けたかったら絶対に気をつけないといけないことがあります。それは、優秀な人になればなるほど、「職位」で動いているのではなく「役割」で動くということです。
彼らは、社長という職位からの命令で動くのではありません。与えられた役割を自分が得意であり、好きであり、それがチームのために役に立つとわかっているから動くし、その分野での力を伸ばす努力をいとわないのです。
それを「私が社長なんだから何でも言うことは聞け」というような態度で接すると、優秀な人ほど辞めていきます。そして、さほど優秀ではない人が、優秀ではないからこそ辞めないで残るという最悪の結果を生んでしまいます。
優秀な人であればあるほど、どこに行っても仕事ができることを知らないといけません。
一緒に仕事をしてくれる優秀な人を、パートナーとしてとらえることです。
もちろん、経営者は何をすべきかを命令する権利はあります。誰に何を言われようと全体のことを考えて決断することもあるでしょう。
それがチーム全体によいことだと思ったなら、断固として決めていいし、強制的にやってもらうこともあってよいのです。
ただ、前提として、職位ではなくパートナーシップや役割分担という考え方があるかどうかが大切です。
▶︎Point|パートナーシップの考え方を今から徹底しよう