人間関係の準備

34|フォロー力を磨く

人間関係構築力の重要性については前述してますが、長く事業を続けていくためには、構築した人間関係を継続的にフォローしていく必要があります。

人は、接点が多い人に対して好意的になることが心理学でも証明されています。ですから、何か必要が生じたときだけ近寄っていくというスタンスではダメです。

社員とマメにコミュニケーションする。

顧客や取引先に対してマメに連絡を入れる。

こうしたフォローについて、今から自分にできる方法を検討しておきましょう。

 

私自身はマメな性格ではないので、何か仕組み化をしておかないと、ついフォローを怠ってしまうという自己認識がありました。

そこで、まず社員とは日報のやりとりの中で密にコミュニケーションをとるように心がけました。

顧客や取引先に対しては、あらかじめリストを表計算ソフトに整理しておき、面談や連絡した日付を入力していきました。そこに計算式を入れておけば「最後にコンタクトしてから何日経ったか」が出せるので、それをチェックしながら、長く間が空かないようにフォローするという方法をとりました。

そのほか、「週末にはメールを書く」「月末には葉書を送る」といったことを定期的に行うのもいいですし、フォローする人数が増えたら、メルマガ、ビジネスレターなどを活用してもいいでしょう。

いずれにしても、ただ一方的にこちらの言いたいことを述べるのではなく、「こんないい本を読みました」「こんな面白いもの見つけました」など、相手にとって少しでも役に立ちそうな情報を発信することが重要です。

コミュニケーションの密度も大事ですが、実は、接点の頻度が人間関係に大きな影響を与えることを知っておきましょう。

▶︎Point|密度より頻度を意識して人間関係をフォローしてみよう

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