「なぜ自分は報酬を受け取れるのか?」について、勤めている間は、「8時間、会社にいるから給料をもらえるんだ」という感覚がどこかにあります。
しかし、起業すれば、「これだけの価値を提供したから報酬がもらえる」という感覚が必要になります。
費やした時間は関係なく、あくまでもパフォーマンス(成果)が問われるのです。
パフォーマンス勝負ということになると、実は健康管理は仕事そのものだと気づくでしょう。風邪を引いているより、完璧な体調で臨んだほうがパフォーマンスがいいに決まっています。
プロのアスリートにとって健康管理が重要なのは言うまでもありませんが、仕事やビジネスも同じです。
頭や心は体の一部であり、体調がよければいいアイデアも浮かぶし、判断も冴えるし、持続力も発揮できます。顧客や取引先に対しても気持ちよく接することができます。ですから、体調は業績に大きな影響を与えているのです。
今から、自分の健康管理に責任を持ちましょう。風邪を引いたことを不可抗力と考えてはいけません。それはあなたの責任です。
勤めているときは、普段の仕事をしている時間を練習のように気楽にとらえている人が結構います。プレゼンが本番なら、その準備作業をしている時間を練習のように過ごしてしまうのです。だから健康管理もおざなりになります。
しかし、どんな仕事であれ、お金をもらっている以上は練習ではありません。すべては大切なレース本番です。
頭や心がドライバーだとしたら、その体はマシンです。いついかなる状況のレースにも万全な状態で出走できるように、自分が乗るマシンはメンテナンスを欠かさずにしておきましょう。
▶︎Point|体調を言い訳にするのは、今日からやめよう