アイデアの準備

26|メモ魔になる

アイデアを考えていくときに覚悟しないといけないのは、人は忘れる生き物だということです。

パッと浮かんだアイデアは、パッと消えます。

ですから、せっかく思いついた素晴らしいアイデアをムダにしないためにメモすることを習慣にしましょう。

実際、成功している経営者には「メモ魔」という共通点があります。

彼らは、後輩や実績が自分より低い者が口にした些細な一言でもメモを取ります。そうやってアイデアを忘れないように記録して実行しているから、彼らは成功しているのです。

また、お客さんや取引先の前でメモを取る人は誠実に見え、取らない人よりはるかに信頼されます。

アイデアを忘れないようにするだけでなく、周囲からの信頼も得ることができるという一石二鳥の効果があるのですから、メモを取って損はありません。

なんでも書き留めておける、かっこいいノートを1冊用意しましょう。

ノートのいいところは、図やイラストなど文章以外にも自由に書けることです。ただし、検索をすることができないのが欠点。情報が増えると、あとから探すのが大変になっていきます。

よく「年をとると、物覚えが悪くなったり忘れやすくなる」と言いますが、積み重ねた情報量が多くなって検索しづらくなっているだけです。

私も最初はノートにアイデアを書き留めていたのですが、あるときから「自分宛にメールする」方法に切り替えました。これによって、大半を忘れてしまっても、断片的なワードを入れることで、その情報が引っ張り出せます。

最初はノートに書き留めて、適宜データ化するというのもいいでしょう。上手に使い分けながら、ノートとデータのいいところを両方活用していきましょう。

▶︎Point|アイデアはすぐ逃げる

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