「お金がないから起業できない」「アイデアがないから起業できない」といった「◯◯がないから起業できない」という声をよく聞きます。
厳しいことを言いますが、この思考癖がある限り、起業はできないでしょうし、起業しても楽しめないでしょう。
起業してやっていくためには、確かにさまざまなものが必要になります。お金やアイデアといった資源の質と量が成功に影響します。
しかし、それらは天から勝手に降って来てくれるわけではありません。
起業で成功している人のほとんどは最初から何かがあったわけではなく、必要な何かを与えられたわけでもありません。彼らは必要な何かを「自分で」つくりだした人たちです。
起業できない人は「◯◯がないから□□できない」「◯◯があれば□□するのに」という思考回路ができあがってしまっています。
そして、◯◯が天から降って来るのを、なんの努力もしないで待っているのです。
「◯◯がないからできない」と言うほうが、無くてもなんとかしようとするより、よっぽど簡単です。ですから、どうしても簡単なほうに逃げ込んでしまう傾向があるのです。「◯◯がないからできない」ということを、さも当然の事実であるかのようにして、自分が努力をしない言い訳にしていないでしょうか?
「◯◯がない=できない」は間違いです。
今は◯◯がないけど、□□ができるようにするためには、どうやったら◯◯をつくれるようになるのか?そう考えなくてはなりません。
最初から完璧にできなくても構いません。しかし、この思考癖があると起業できないばかりか、人生そのものを生産的に構築していくことが難しくなります。
今から、この思考癖を変えておくことです。
▶︎Point|「◯◯がないから」という言い訳を捨てよう