6月のプレジデントアカデミーは
「ポジショニング」をお伝えしました!
ポジション獲得のための1つの方法が
「ポジションを小さくすること」。
「花屋→かすみ草専門店」への変更で
売上が大幅にアップしたという話が
まさにそうでしたよね。
独自のポジション取りは
「戦わない経営」を実践するのに
非常に重要なところ。
そういった独自のポジションを
上手に表現して一貫性をつくっていくと
そこに「ブランド」が生まれていきます。
「ポジショニング」と「ブランド」。
この両立が強い会社をつくるのです。
今回は私が、この2点が
「非常にうまくできている!」
と思った会社を、ご紹介します!
1.株式会社 闇
ホラー×テクノロジーに特化した
コンテンツを提供
「株式会社 闇」
この会社をご存知でしょうか?
名前からして、なんとなくホラー系の
会社かなと想像できますが、、、
「ホラー×テクノロジー “ホラテク”で
新しい恐怖体験を作り出す」を掲げ、
ホラーに関するVRやアプリの開発、
ホラーを全面に出したWeb作成などを
手がける会社です。
提供している何もかもがホラー。
IT関連の事業を展開されている会社は
多くありますが、
ここまで徹底して分野を絞り込み、
特化している会社は、そうありません。
本当に面白い
ポジション取りをしている会社ですよね。
そして、徹底したブランディングで
その独自の存在感を発信しています。
まず、Webページが、もの凄く、怖い!
▼勇気のある方は、こちらをクリック!
Web:http://death.co.jp/ja/pc/
(ホラーが嫌いな方は、お控えください)
Webページそのものが、
ホラーゲームのようなつくり。
そしてその恐怖クオリティが高い!
ホラー大嫌いな私は、
最後まで見るのが辛かったです・・・^^;
でも、ただ怖いだけではありません。
「この会社はこんなことしているんだ!」
という説明が、
とてもわかりやすく作られています。
ただ単に商品をアピールするのではなく、
ただ単に会社の紹介をするのでもなく、
顧客に「どのように思ってほしいのか?」
を意識して、構成されています。
ご興味ある方は、ぜひ一度、
こちらのWebページを見てみてください!
▼「闇」のWebサイトはこちら
http://death.co.jp/ja/pc/
(ホラーが嫌いな方は、お控えください)
2.名刺も徹底したブランディング
株式会社 闇は名刺にも、
こだわっています。
いったい、
どんな名刺なのかというと・・・。
一見すると、真っ黒の名刺に、
白地で名前が書かれているだけの名刺。
普通の名刺のように見えますが・・・。
なんと!
黒い部分を持つと、
手の温度で赤色に変化するのです!!
その様子は、
まるで血塗られた黒壁。
名刺でも、しっかりと
「ホラー」を伝えています。
こんな名刺をもらったら、
そう簡単には忘れられないですよね!
色々と自社紹介を書くよりも
この「1つの体験」の方が
ずっと効果があります。
(「ブランディング」の中でお伝えした
「忘れられない何か」ですね!)
株式会社 闇の代表は、ある取材で、
このように語っています。
「会社のことを知りたければ、HPを見る。
名刺は
コミュニケーションツールである。」
名刺はブランディングをしていく上で
とても大切なツールです。
会社の第一印象を決め、
その後「覚えていてもらえるか?」を
大きく左右します。
皆さんの会社では、
どんな名刺を使っていますか?
「自社の強みを表現できているか?」を
ぜひ、見直してみてください!
ライター:山本 翔悟