先日、上野のアメ横で大評判の
「二木の菓子」専務取締役である
二木英一氏の講演会を主催いたしました。

講演会の中で、私の心を掴んで離さない、
非常に面白いお話がありました。

本日は、そのお話を、ご紹介します!

1. 小売業界で特に強さを発揮している
 「ドン・キホーテ」や「ヤオコー」に
  共通する特徴とは?

二木さんは講演会で、
次のように、お話されました。

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「効率化」を追求し続けている
 小売業界やスーパー業界の中で、

 特に強さを発揮しているのが
「ドン・キホーテ」と「ヤオコー」。

 この二社に共通する特徴は何か?

 その答えは・・・

「あえての非効率」。

 前述の二社は、自社の中に
「非効率」を取り入れているのです。

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このお話を聞いて、

「強さを発揮しているお店(会社)は、
 “逆張り”をすることで、

 うまくポジショニングを取っている」

という事を、
改めて思い知らされました。

2. あえての〇〇が価値になってきている

二木さんは、また、
次のようにも、お話されました。

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「めんどくさいこと」や
「他社がやらないこと」、

 特に「非効率なこと」が
 世の中として価値になってきている。

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これだけ、商品やサービスが
溢れている世の中です。

他社との「違い」を生み出すのは、
それこそ、至難の業。

だからこそ、世の中の動きと逆行する
「非効率」がポイントになるのですね。

私たちは、この「非効率」を
うまく実践できているでしょうか?

簡単にチェックできる方法を、
最後にご紹介いたします。

次の方法を、ぜひ試してみてください!

【「非効率」活用チェック方法】・・・・

 商品やサービスを提供したときに、
 お客さんから

「そんな事までしてくれるの!?
  ありがとう!」

 と、言ってもらえるかどうか。

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この言葉がもらえたら、
「差別化できているよ!」の合図。

「競合との違い」をつくるための
1つの方法として「非効率の活用」を
参考にしてみてください!

ライター:野田 拓志


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