
自社の商品やサービスには絶対の自信があるのに、顧客からは「他社より高い」とだけ言われ、結局は相見積もりで不毛な価格競争に巻き込まれてしまう……。そんな悩みを抱える経営者の方は少なくありません。
そこで役立つのが「ポジショニングマップ」です。
本記事では、ただの図表作りで終わらせず、自社が勝てる「独自の立ち位置」を見つけ出し、利益率の高いビジネスへと転換するための、実践的な「ポジショニングマップの作り方・軸の決め方!差別化できる軸の選び方と成功事例」を解説します。
1. ポジショニングマップとは?自社の「勝てる立ち位置」を可視化する戦略ツール

1-1. ポジショニングマップとは?まず基本を押さえよう
ポジショニングマップとは、市場における自社製品やサービスの立ち位置を、縦軸と横軸からなる2次元のマトリクス上に配置し、競合他社と比較・視覚化するための図です。
マーケティング戦略の出発点となる「STP分析(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)」の「P(ポジショニング)」を可視化したものがこのマップです。
縦軸と横軸に意味のある要素を設定し、自社と競合他社を点(プロット)として配置することで、「市場のどこに誰がいるか」を一目で把握できます。
1-2. パーセプションマップとは何が違うのか?

よく似た言葉に「パーセプションマップ」がありますが、明確な違いは「誰の視点か」にあります。
- ポジショニングマップ:企業(作り手)側の視点。機能・価格・立地といった客観的な事実情報をもとに自社の立ち位置を描く
- パーセプションマップ:顧客(買い手)側の視点。消費者がブランドや商品に対して抱くイメージや認知を配置する
例えば、ある食品メーカーが「成分の良さ⇔添加物の多さ」でプロットしたマップがポジショニングマップです。一方、消費者に「このブランドのイメージは?」とアンケートを取った結果をプロットしたマップがパーセプションマップです。
本記事では、自社の戦略を自ら定義するためのポジショニングマップの作り方に絞って解説していきます。
1-3. なぜ多くの企業が、作っても「ただの図解」で終わるのか?──肝は「軸」にある
「本にならってポジショニングマップを作ってみたけれど、結局活用できていない」という声をよく耳にします。
その原因のほとんどが「軸の選び方を間違えている」ことにあります。
ポジショニングマップを機能させる上で、最も重要なのが「どの軸を選ぶか」です。
どれほど丁寧にプロットしても、軸の選び方が間違っていれば、それは単なる「自己満足の図表」に過ぎません。
よくある失敗が「高価格⇔低価格」と「高品質⇔低品質」という、誰もが真っ先に思いつく組み合わせです。
自社はもちろん「高品質・低価格」の象限に置きたくなりますが、それは単なる「願望マップ」です。現実には価格と品質は連動するため、商品群は右肩上がりの直線上に並ぶだけで、差別化の切り口はまったく見えてきません。
「軸こそがすべて」。 このことを強く意識した上で、次章の作り方を進めていきましょう。
1-4. ポジショニングマップのマーケティングにおける役割は「戦う場所」の決定
ポジショニングマップの本質は、「どこで戦うか」を決めると同時に、「どこで戦うのをやめるか(捨てるか)」を決断することにあります。
すべてのお客様に選ばれようとして全方位を狙うと、結果的に特徴のない凡庸な商品となり、大手企業の資本力に飲み込まれてしまいます。
中小企業が確固たる地位を築くためには、大手が参入しづらい「ニッチだが確実な需要がある市場」へのポジショニングが鍵です。
「自社の強みが最も活きる市場」を見つけるための強力なツール、それがポジショニングマップなのです。
では、その決断のために必要な「マップの作り方」の具体的な手順を次章で見ていきましょう。
ポジショニングだけでなく、より広く「経営戦略」や「経営に必要な要素と構造」について知りたい方は、下記もご覧ください。
2. 失敗しないポジショニングマップ作成!実践的な作り方4ステップ
①軸を選ぶ → ②会社名を入れる → ③ピンを動かす、たったこれだけ!
まずは直感で体験してみましょう。細かい設定は後からでも変えられます。
① まずここをクリック!軸の組み合わせを選ぶ(クリックするだけでOK)
③ ピンをドラッグして、自社と競合の位置を配置しよう
ドラッグして動かせます ── 配置できたら、記事を読み進めて「本格版シミュレーター」にも挑戦してみましょう!
「なんとなくこのあたりかな?」という直感で試してみてください。まずは手を動かすことが大切です。この後の4ステップで、この直感を根拠ある「戦略」へと磨き上げていきます。
本格的な分析ツールを使いたい方へ:3章の最後に、より詳細な「本格版ポジショニングマップ・シミュレーター」を用意しています。ステップを学んだ後で、ぜひ挑戦してみてください!

2-1. ステップ1:ターゲット顧客が価格以外で選ぶ理由(KBF)を洗い出す
ポジショニングの第一歩は、顧客がなぜ数ある商品の中から「それ」を選ぶのか、という「KBF(Key Buying Factor =
購買決定要因)」を洗い出すことです。
KBFとは一言でいうと「お客さんが財布を開く決め手」です。
「どうして競合ではなく自社を選んでくれているのか」を掘り下げたものが、後で軸を選ぶ際の素材になります。
まず注意が必要なのは、「経営者の思い込み」でKBFを決めないことです。
「うちの製品の特長は独自の加工技術だ」と考えていても、顧客は「翌日納品してくれるから」という理由で選んでいるかもしれません。実際の顧客インタビュー・アンケート・口コミレビューをもとに、リアルなKBFをリストアップすることがすべての土台となります。
業種別KBFの例
| 業種 | よくあるKBFの例(顧客が選ぶ決め手) |
|---|---|
| 飲食店 | 味・雰囲気・立地・価格帯・接客のあたたかさ・回転の速さ |
| 製造業(BtoB) | 品質・納期・コスト・担当者の対応力・アフターフォロー |
| ITサービス | 使いやすさ・機能の豊富さ・価格・サポート体制・セキュリティ |
| 美容サロン | 技術力・スタッフの雰囲気・価格・予約のしやすさ・立地 |
| 士業・コンサル | 専門知識の深さ・レスポンス速度・料金体系・実績・人柄 |
この表を参考に、自社のターゲット顧客が「なぜ選ぶのか」を5〜10個書き出してみましょう。
2-2. ステップ2:直接・間接の競合他社をリストアップし、KBFで評価する
次に、市場でのライバルとなる競合他社をリストアップします。このとき、「同業他社」だけを見ていると、思わぬ伏兵に出し抜かれることがあります。顧客の課題を同じように解決できるものであれば、異業種のサービスも「間接競合」になり得ます。
例えば、貸し会議室ビジネスにとって、直接競合は他の貸し会議室ですが、「打ち合わせができればいい」顧客にとっては「近くのカフェ」も立派な間接競合です。
KBF評価表(例:ITツール会社の場合)
| KBF(購買決定要因) | 自社 | A社(大手) | B社(低価格) | C社(専門特化) |
|---|---|---|---|---|
| 価格の安さ | ★★ | ★ | ★★★ | ★★ |
| 導入スピード・手軽さ | ★★★ | ★★ | ★ | ★★ |
| サポートの手厚さ | ★★★ | ★ | ★★ | ★★★ |
| 機能の豊富さ | ★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
| 特定業種への専門対応 | ★★ | ★ | ★ | ★★★ |
自社が「★★★」で、競合が「★」や「★★」の項目がポジショニングマップの軸候補になります。この表で「導入スピード」と「サポートの手厚さ」が自社の強みと見えたなら、これらを軸に検討します。
2-3. ステップ3:【最重要】自社の独自性が活きる「ポジショニングマップ軸」を選定する
洗い出したKBFの中から、マップの縦軸と横軸となる要素を選び出します。この「ポジショニングマップ軸」の選択こそが、戦略の成否を分ける最重要ポイントです。
選ぶ基準は2つです。
①ターゲット顧客が最も重視していること
②競合と比べて自社が最も優位に立てること
他社が既に強力なブランドを築いている軸で真っ向から勝負を挑むのは得策ではありません。
自社のストロングポイントを最大限に活かせ、かつ他社が追随しにくい独自の軸を見つけ出すことが、成功のカギを握ります。

2-4. ステップ4:マトリクスに配置し、戦うべき空白地帯を探す
選んだ2つの軸で十字のマトリクスを作り、そこへ自社と競合製品をプロット(配置)していきます。
配置してみると、競合がひしめき合う「レッドオーシャン」と、どの企業もまだ手をつけていない空白地帯「ブルーオーシャン」が浮き彫りになります。
ただし、空白だからといって必ずしも有望な市場とは限りません。「単にニーズがないだけ」の可能性もあるため、その空白地帯に確かな市場規模があるかの見極めが不可欠です。
手順はわかった。でも多くの経営者がつまずくのが「どんな軸を選べばいいのか」という問題です。次章ではこの「軸の決め方」をさらに深く掘り下げます。
ポジショニング、ブルーオーシャン戦略など、経営を学ぶことは、経営者にとって重要な仕事の一つです。
経営者が押さえておくべき「経営の勉強」について、詳しくは下記もご覧ください。
3. ポジショニングマップ軸の決め方:「勝てる2軸(3軸)」を見つけ出す思考法

3-1. 失敗する軸:価格と品質など「相関性の高い軸」は避けるべき理由
前述の通り、互いに連動しやすい要素を軸にするのはご法度です。代表的なNG例を確認しておきましょう。
| 分類 | NG軸の組み合わせ(価格は右) | なぜダメか |
|---|---|---|
| 相関NG | 高品質⇔低品質 × 高価格⇔低価格 | 品質が高いから価格も高い。商品が斜め直線上に並ぶだけで4象限が活かせない |
| 相関NG | 知名度(高⇔低) × 信頼感(高⇔低) | 知名度が上がれば信頼感も連動して高まる。独立した軸にならない |
| 主観NG | 良いデザイン⇔悪いデザイン × 高品質⇔低品質 | 「良い・悪い」の基準が人によって異なる主観評価。競合を客観的に配置できない |
| 主観NG | 魅力的⇔地味 / 満足度(高⇔低)など | 感情・印象に基づく評価軸。定義が曖昧で誰も一致した配置ができない |
有効な軸の絶対ルールは、2つの要素が「完全に独立した関係(相関性がない状態)」であることです。
相関性チェックの自問法:2つの軸候補を選んだら、こう問いかけてみましょう。「A軸が高い会社は、B軸も必ず高いと言えるか?」→ YESなら要注意!
3-2. 自社の見えない強みを「ポジショニングマップ 3軸」に変換する切り口
価格・機能以外で差別化軸を見つけるための4つの切り口を紹介します。
どれか1つをメインに、もう1つを組み合わせると有効な2軸になります。
① シーン軸:「どんな時に使うか」
使用場面・タイミングを軸にする切り口。日常 vs 特別な時、緊急 vs
計画的、個人 vs 法人など、場面が違えば求められるものも変わる。どんな時に使われるか、を考えるだけでOK。
② 製法・素材軸:「どうやって作るか」
例:「職人ハンドメイド ⇔ 工場大量生産」「国産原料 ⇔
輸入原料」「無添加 ⇔ 化学合成」。製造過程そのものが強みになる業種(食品・建築・製造業など)で特に有効。
③
ベネフィット軸:「どんな結果・体験を得られるか」
最も差別化効果が高い切り口。顧客が最終的に何を得るか・感じるかを軸にする。
例:「手軽・スピード ⇔
本格・じっくり」「作業を代わりにやってもらう ⇔ 自分でできるようになる」「リラックス ⇔ 興奮・刺激」
④ 提供スタイル軸:「どのように届けるか」
例:「オンライン完結 ⇔ 対面・現地対応」「買い切り ⇔
サブスク」「全国対応 ⇔ 地域密着」。競合と同じ商品でも、届け方を変えるだけでポジションが変わる。
切り口に優劣はなく、自社の強みが一番反映されるものを選ぶのが原則です。特に③ベネフィット軸は、顧客の購買動機に直結するため、最初に考えてみる価値があります。
3-3. わっ!となるポジショニングマップ例:コメダ珈琲が「誰もいない場所」を見つけた方法
競合が強い市場で、軸を一つ変えるだけで「無競争地帯」を作り出した成功事例を見てみましょう。
コメダ珈琲の「軸のずらし方」
スターバックス、ドトール、マクドナルド……。コーヒーチェーン市場は一見すると激戦区です。ところが、コメダ珈琲はこの市場でほぼ競合がいない独自の場所を見つけました。
一般的なコーヒーチェーンが競い合う軸は「価格(安い⇔高い)」と「コーヒーのクオリティ(本格派⇔手軽)」。しかしコメダが選んだのは全く別の軸でした。
- X軸(横):「都市型・駅前立地 ⇔ 郊外型・ゆったり空間」
- Y軸(縦):「回転率重視(素早く席を空けて) ⇔ 滞在歓迎(長居OK)」
コーヒーチェーン各社のポジショニングマップ(軸:立地×滞在歓迎度)
※イメージ図。実際の数値ではありません
この軸で見ると、スタバ・ドトール・マックは「都市型×やや回転率重視」のエリアに密集しています。そして「郊外型×長居大歓迎」のエリアにはコメダしかいないのです。
コメダは「おかわり自由のコーヒー」「充実したモーニングサービス」「ゆったりした広々ソファ席」など、すべての施策を「長居できる・くつろぎの場所」というポジションから逆算して設計しました。その結果、価格競争とは完全に無縁の独自市場を築き上げたのです。
「軸を変えれば、競合が消える」 ─ これがポジショニングマップの真価です。
ここまで軸の選び方を学んできました。次は実際に手を動かして、あなたの業界の「勝てる軸の組み合わせ」を探してみましょう。 以下の本格版シミュレーターは、自社名・アイコン・軸ラベルを自由に設定して分析できます。じっくり試してみてください。
3-4. 実践!本格版ポジショニングマップ・シミュレーター
軸・自社情報・競合をカスタマイズして、あなた独自のポジショニングマップを描いてみましょう
👆
マップ上のピンをドラッグして配置できます
自社(青いピン)が他社と重ならない象限を目指してドラッグしてみましょう。右上が必ずしも正解ではありません。「左下」や「右下」に独自市場が見つかることも多いです。
すべてのピンをドラッグして自由に配置できます
シミュレーションで右上に自社が来ないからといって焦る必要はありません。独自のポジションは「左下」や「右下」にあることも多いからです。他社と重ならない独自の強み(空白地点)が見つかったら、次はそれを実際の経営に活かしていきます。
4. 作成したマップをマーケティングと経営戦略に落とし込むステップ

4-1. ステップ1:見つけたポジションを現場の営業・マーケティングで「言語化」する
見つけ出した「自社が勝つべきフィールド」は、社長の頭の中にだけあっては意味がありません。それを言葉に落とし込み、社内外に発信することが次のステップです。
スターバックスの「サードプレイス」戦略
スターバックスは「コーヒーを売る店」として自社を定義しませんでした。代わりに打ち出したコンセプトが「ファースト(家)でもセカンド(職場)でもない、第三の居場所(サードプレイス)」です。
この一言が、店舗設計・接客・価格設定・メニュー開発のすべてを決定づけました。スタッフをパートナーと呼び、一人ひとりの名前を聞き、長居を歓迎する雰囲気を作る。これすべてが「サードプレイス」というポジションから逆算された施策です。
では自社の場合、「我々は何屋で、誰のどんな悩みを解決しているのか」を一言で表現するとどうなりますか?これが定まると、営業のトークスクリプト、ウェブサイトのキャッチコピー、広告のメッセージなど、顧客とのすべてのタッチポイントが一本の軸でつながります。
4-2. ステップ2:選んだポジションに経営資源を集中させ、それ以外は「捨てる」
ポジショニングを決めることは「何をやめるか」を決めることと同義です。
限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ)を、選んだポジションの強化に一点集中させる必要があります。
以下の表を参考に「集中すること」と「手放すこと」を整理してみましょう。
ポジション別・経営資源の集中と削減(対比イメージ)
| ポジション戦略 | やること(集中・強化) | やめること(削減・撤退) |
|---|---|---|
| スピード専門型(翌日対応・即対応) | 在庫最適化・対応フロー整備・即対応スタッフの確保 | 時間のかかる複雑なカスタマイズ受注 |
| 専門特化型(特定業界のプロ) | 業界知識の深掘り・専門資格取得・業界ネットワーク構築 | 専門外業種への営業・汎用サービスの維持 |
| 高品質プレミアム型(最上位の品質) | 素材・職人・製法へのこだわり投資・品質管理の徹底 | 廉価版ラインの展開・値引き交渉への応対 |
| 地域密着型(地元No.1) | 地域コミュニティとの繋がり・地元メディア露出・地域限定サービス | 遠方顧客への対応・全国展開の施策 |
「ポジションを選ぶ=捨てる覚悟を決める」こと。あれもこれも手放せないと感じるかもしれませんが、それこそが利益率の高いビジネスモデルへの入口です。
4-3. ステップ3:競合の変化に合わせた「リポジショニング」──ポジショニングマップは動的に使う!

市場は生き物です。あなたが見つけた空白地帯に競合が後から参入してくることは十分に考えられます。
ポジショニングマップは一度作ったら完成ではありません。動的なツールとして使い続けることが重要です。
マップは「スナップショット」
今日のポジショニングマップは、あくまでも今この瞬間の市場の写真(スナップショット)に過ぎません。半年後・1年後には競合が参入してきたり、顧客ニーズが変化したりします。
定期的に(最低でも年1回)、競合のポジションを更新し、自社のポジションが陳腐化していないかをチェックする仕組みを作りましょう。
より高度な活用法として、時系列でポジショニングマップを描き、市場の動き(競合の参入・移動)をアニメーションで見せる方法があります。下のウィジェットでその動きを体験してみてください。
縦軸=テイクアウト↔滞在型 横軸=低価格↔高価格 / タブを押して市場の変化を追いましょう
必要であれば、製品の特長を変え、新たな軸を見つけ直す「リポジショニング」を行うことも、経営の重要な一手です。ポジショニングマップを「生きた戦略ツール」として使い続けましょう。
コラム: 社長の直感とデータ、どちらを信じるべきか?
「ポジショニングマップで論理的に分析した市場よりも、直感的に『この市場で勝負したい!』と思う場所がある」といった経営者の声を聞くことがあります。
実際には、データ分析だけでなく、経営者の「情熱・こだわり」はビジネスにおける強力な原動力です。どれだけデータ上では正解でも、トップに情熱がなければその事業は長続きしません。
「論理(マップ)」で勝算を見極めながら、「直感と情熱」で決断を下す。そのバランスこそが、真に強い経営を生み出します。
「社長のすべき仕事」や「優れた経営判断」について、詳しくは下記もご覧ください。
まとめ

ポジショニングマップは、単なる市場分析のための図表ではありません。
「自社の生きる道」と「捨てる領域」を決定するための、経営における羅針盤です。
そして何より重要なのが、「どの軸を選ぶか」です。
相関性の高い無意味な軸を廃し、自社の強みが最も活きる「独自の軸」を見つけ出すことで、不毛な価格競争から必ず抜け出せるはずです。
ポジショニングマップは動的なツールです。
一度作って終わりにせず、市場の変化に合わせて定期的に見直し、常に「自社が勝てる場所」を追い求め続けることが大切です。
もし今、相見積もりばかりで悩まれているなら、それはまだ「戦う場所」の選択を間違えているだけかもしれません。
明日からでも構いません。ホワイトボードに2本の線を引き、「自社だけがいる空白地帯」を探すことから始めてみてください。
監修 / 黒田訓英
株式会社ビジネスバンク 取締役
早稲田大学 商学部 講師
経済産業大臣登録 中小企業診断士
日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
日本証券アナリスト協会認定CMA
日本ディープラーニング協会認定 AIジェネラリスト/AIエンジニア
JDLA認定AIジェネラリスト/AIエンジニア
ライター / 保坂 太陽
株式会社ビジネスバンク プレジデントアカデミー編集部
株式会社ビジネスバンク
プレジデントアカデミー編集部
起業家インタビューEntrepreneur事業部 事業責任者
起業家インタビューEntrepreneur事業部
事業責任者
早稲田大学 商学部 井上達彦 研究室





