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「ブランド戦略」とは?~ブランディングを成功に導く5つの戦略~

【無料レポート】
ブランド戦略とは?
〜 ブランディングを成功へ導く5つの戦略〜

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 ブランド戦略とは? 
〜 ブランディングを成功へ導く5つの戦略 〜

村尾隆介
 
村尾隆介出版書籍一覧1
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本記事の著者/村尾 隆介
小さな会社のブランド戦略の専門家
スターブランド社 共同経営者・フロントマン

 
弱冠14歳で単身渡米。ネバダ州立大学教養学部政治学科を卒業後、本田技研に入社。中近東・北アフリカのマーケティング・営業業務に携わる。退社後、食品の輸入販売ビジネスで起業。事業売却を経て現職。
ビジネス書を国内外で多数出版。講演会・セミナーは年間100本を超え、そのエンタテイメント性の高さと分かりやすさから、ファンやリピーターが多い。
企業だけでなく自治体ブランディングの新たな手法も全国から注目の的。企業CMの脚本・演出家としても依頼が殺到している。
日経BP総研客員研究員、希望郷いわて文化大使をつとめる。

ブランド戦略とは?
ブランディングを成功に導く5つの戦略


「有効なブランド戦略を立てて、ブランディングを成功させたい」
「ブランド戦略を構築するために、何をしたら良いのだろう?」
「そもそも、ブランド戦略とは何だ?」
 
一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
特に、真摯に経営に取り組もうとしている経営者なら「ブランド戦略」に興味を持っている人も多いはず。
 
本レポートは、そんな勉強熱心な経営者のために、
まだブランディングが企業経営として確立されてなかった2005年から、17年間1000社以上のブランド戦略コンサルティングの実践を積み重ねた私たちが
「ブランド戦略とは何か?」を明確にし「ブランド戦略」の構築で重要な5つの戦略についてまとめたものです。
 
「ブランド戦略」は、表面的な分析手法や、立案手順だけが伝えられることも多く、誤った理解をされることもあります。

「ブランド戦略」とは?
ブランディングを成功に導く5つの戦略 


「有効なブランド戦略を立てて、ブランディングを成功させたい」
「ブランド戦略を構築するために、何をしたら良いのだろう?」
「そもそも、ブランド戦略とは何だ?」
 
一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
特に、真摯に経営に取り組もうとしている経営者なら「ブランド戦略」に興味を持っている人も多いはず。
 
本レポートは、そんな勉強熱心な経営者のために、
まだブランディングが企業経営として確立されてなかった2005年から、17年間1000社以上のブランド戦略コンサルティングの実践を積み重ねた私たちが
「ブランド戦略とは何か?」を明確にし「ブランド戦略」の構築で重要な5つの戦略についてまとめたものです。
 
「ブランド戦略」は、表面的な分析手法や、立案手順だけが伝えられることも多く、誤った理解をされることもあります。

そこで、忙しい経営者のために、
イラストを使ってシンプルにまとめました。

一つの考えとして参考にして頂ければ幸いです。

小さな会社でもブランドになれる

そこで、忙しい経営者のために、
イラストを使ってシンプルにまとめました。

一つの考えとして参考にして頂ければ幸いです。

小さな会社でもブランドになれる

1 「ブランド戦略」とは何か?


「ブランド戦略」とは、
企業や商品などを「ブランド」と呼ばれる域にまで昇格させるための戦略のことです。
▶ブランドの定義・語源についてはこちら

1 「ブランド戦略」
  とは何か?


「ブランド戦略」とは、
企業や商品などを「ブランド」と呼ばれる域にまで昇格させるための戦略のことです。
▶ブランドの定義・語源についてはこちら

2「ブランド戦略」は 
    ”部分戦略” ではなく ”全体戦略”


目を凝らして会社を見ると、そこには2種類の矢印が存在します。
「外向き」の矢印と、「内向き」の矢印です。

 
その地域・業界でブランドと呼ばれるような会社の矢印は、内向きです。
お客さま、情報、お金、支援、新スタッフなど、経営に必要なものが、向こうから勝手に会社へ集まってきます
 
反対に、ブランドと呼べないような会社の矢印は、全部、外向きです。
 
ブランド力のある会社とない会社、矢印の違い

 
この二つの絵を比べてみれば、矢印が内向きの会社の方が、はるかに上手な経営をしていると言えます。
 
つまり、小さな会社にとってのブランド戦略とは、経営全体に関わる、最も大切な戦略なのです。
 
そして、単に「デザインやロゴをかっこよくする」という部分的な取り組みではなく、ビジネス全体を研ぎ澄ませていかなければ、これらの矢印は内向きにはなりません。
 
「ブランディングとは、『外向き』になっている会社の矢印を、一つずつ『内向き』にしていくプロジェクト」とイメージしてみください。
きっと、良い成果につながるでしょう。

「ブランド戦略」は
 ”部分戦略” ではなく ”全体戦略”


目を凝らして会社を見ると、そこには2種類の矢印が存在します。
「外向き」の矢印と、「内向き」の矢印です。

 
その地域・業界でブランドと呼ばれるような会社の矢印は、内向きです。
お客さま、情報、お金、支援、新スタッフなど、経営に必要なものが、向こうから勝手に会社へ集まってきます
 
反対に、ブランドと呼べないような会社の矢印は、全部、外向きです。
 
ブランド力のある会社とない会社、矢印の違い

 
この二つの絵を比べてみれば、矢印が内向きの会社の方が、はるかに上手な経営をしていると言えます。
 
つまり、小さな会社にとってのブランド戦略とは、経営全体に関わる、最も大切な戦略なのです。
 
そして、単に「デザインやロゴをかっこよくする」という部分的な取り組みではなく、ビジネス全体を研ぎ澄ませていかなければ、これらの矢印は内向きにはなりません。
 
「ブランディングとは、『外向き』になっている会社の矢印を、一つずつ『内向き』にしていくプロジェクト」とイメージしてみください。
きっと、良い成果につながるでしょう。

 戦略① カテゴリーを“つくる”


ブランドを構築するためには近道があります。
それは「新しいカテゴリーをつくる」という方法です。
 
ビジネスの世界における「新カテゴリー」とは、
それまで存在しなかった「新しいビジネスアイデア」や「分野」のことです。

新しいカテゴリーをつくる

 
といっても、そんなに難しい話ではありません。
まったくのゼロから新しいビジネスを生み出すのではなく、
すでに存在する業態に手を加えてつくる〝ちょっとだけ新しい商売〟といったイメージです。

 
 
たとえばピザは、ずっと昔から日本のレストランで食べることができました。
しばらくして、「もっと手軽に自宅でピザを食べたいはず」と思っただれかが、家までお届けする宅配専門のピザ店をオープンしました。
 
この「宅配のピザ屋さん」という業態は、
まさに(その当時生まれた)新しいカテゴリーの一例です。
 
また、宅配ピザ店といえば「アメリカ系のピザ」を届けるお店がほとんどだったのですが、
最近では「ナポリ系のピザ」も家まで届けてくれる店舗が増えています。

 
これも「宅配ピザ店」という既存の業態をベースに、
「きっと、より大人っぽいナポリ系のピザを家で食べたい人もいるはず」と考えた会社がつくった
「ナポリ系の宅配ピザ店」という新カテゴリーです。

宅配ピザで新カテゴリー
 
では、どうしてカテゴリーをつくることが「ブランドになるための最短距離」なのでしょうか?

たとえば、隣にいる人に
「日本で一番大きい湖は?」と聞いてみてください。

おそらく、すぐに
「琵琶湖」と答えが出てくると思います。

 
では、続けて
「二番目に大きい湖は?」と尋ねてみましょう。

これに答えられる人は、そんなに多くないはずです。
 
ブランディングも、これと同じです。
 
潜在顧客の間で「○○向けの○○を売っている会社といえば?」という話になったときに、あなたの会社の名前が、その会話の中で挙がってくるか否かは、ビジネスの結果に大きく影響します。
カテゴリーで1番になる

それがどんなに小さなカテゴリーの話であっても、
仮にあなたの会社が、その世界で一番ならば、
あなたの会社は、そのカテゴリーにおけるリーディングブランドとして、お客さまの間で記憶されることでしょう。

 
たくさんの競合相手がひしめく業界の中で、
あなたの会社が時間とエネルギーをかけて、いわゆる一般的なブランディングを行うより、

あなたの会社が自ら新しいカテゴリーをつくり、その小さな世界で一番になる方が、はるかに簡単でスピーディ、何よりスマートな「ブランドのつくり方」と言えます。

戦略① カテゴリーを“つくる”


ブランドを構築するためには近道があります。
それは「新しいカテゴリーをつくる」という方法です。
 
ビジネスの世界における「新カテゴリー」とは、
それまで存在しなかった「新しいビジネスアイデア」や「分野」のことです。

新しいカテゴリーをつくる

 
といっても、そんなに難しい話ではありません。
まったくのゼロから新しいビジネスを生み出すのではなく、
すでに存在する業態に手を加えてつくる〝ちょっとだけ新しい商売〟といったイメージです。

 
 
たとえばピザは、ずっと昔から日本のレストランで食べることができました。
しばらくして、「もっと手軽に自宅でピザを食べたいはず」と思っただれかが、家までお届けする宅配専門のピザ店をオープンしました。
 
この「宅配のピザ屋さん」という業態は、
まさに(その当時生まれた)新しいカテゴリーの一例です。
 
また、宅配ピザ店といえば「アメリカ系のピザ」を届けるお店がほとんどだったのですが、
最近では「ナポリ系のピザ」も家まで届けてくれる店舗が増えています。

 
これも「宅配ピザ店」という既存の業態をベースに、
「きっと、より大人っぽいナポリ系のピザを家で食べたい人もいるはず」と考えた会社がつくった
「ナポリ系の宅配ピザ店」という新カテゴリーです。

宅配ピザで新カテゴリー
 

では、どうしてカテゴリーをつくることが「ブランドになるための最短距離」なのでしょうか?

たとえば、隣にいる人に
「日本で一番大きい湖は?」と聞いてみてください。

おそらく、すぐに
「琵琶湖」と答えが出てくると思います。

 
では、続けて
「二番目に大きい湖は?」と尋ねてみましょう。

これに答えられる人は、そんなに多くないはずです。
 
ブランディングも、これと同じです。
 
潜在顧客の間で「○○向けの○○を売っている会社といえば?」という話になったときに、あなたの会社の名前が、その会話の中で挙がってくるか否かは、ビジネスの結果に大きく影響します。
カテゴリーで1番になる

それがどんなに小さなカテゴリーの話であっても、
仮にあなたの会社が、その世界で一番ならば、
あなたの会社は、そのカテゴリーにおけるリーディングブランドとして、お客さまの間で記憶されることでしょう。

 
たくさんの競合相手がひしめく業界の中で、
あなたの会社が時間とエネルギーをかけて、いわゆる一般的なブランディングを行うより、

あなたの会社が自ら新しいカテゴリーをつくり、その小さな世界で一番になる方が、はるかに簡単でスピーディ、何よりスマートな「ブランドのつくり方」と言えます。

戦略② ポジショニング


ポジショニング戦略は、ブランディングを語る上で欠かせない概念です。
業界や地域で自社の位置づけを確立することポジショニングと呼びますが、その競合関係は通常、次の図のようなポジショニングマップで表します。

ポジショニングマップ

縦軸の上下に切り口となるような言葉を、横軸の左右に切り口となるような言葉を。
それらの言葉は図が示すように、それぞれ縦軸で両極端、横軸で両極端でなくてはなりません。
 
マップができたら、対象となる会社やお店をその上に配置していきます。
その際、どこまでの範囲(地域・商圏)を対象とするかで、マップ上の会社の数や競合関係が大きく変わってくるので注意が必要です。
 
 
ポジショニングは文字通り、「自社をポジションする(位置づける)こと」に意味があります。
マップで自社の立ち位置を確認するのは、あくまでポジショニングの一部分。
 
スターバックスといえば「オシャレなカフェ」、
ボルボといえば「安全な車」など、
お客さまの頭のなかで、あなたの会社のポジションを確立していくことが、本当の目的となります。

 
それが段々浸透してくると、業界内で、あなたの会社のキャラクターが際立つようになります。

また、お客さまの間で、あなたの会社の想起率(いざ「○○を買おう」と思ったときに、あなたの会社のことを想い起こしてもらえる確率)も高まってきます。
 
 
小さな会社は、ポジショニングマップの上で競合相手がひしめく激戦区に入っていくことは避けたいところです。
 
いくらそこが良さそうに見えるからといっても、あなたの会社よりはるかに資金力がある会社が待ち受けているところに、足を踏み入れるのは危険なことです。
小さな会社の戦略と、大きな会社の戦略は違います。
空きポジションをねらう

小さな会社の基本は「戦わない経営」です。
つまり、マップ上の空きポジション、もしくは激戦区から少しだけズレた位置に自社を置くことが大切です。
 
マップ上の「空きポジション」と、前出の「新カテゴリー」は、ほぼ同義語です。
ポジショニングマップの中にある、他社がひしめく激戦区から「少しだけズレたところ」に着目しても、新しいカテゴリーのヒントを得ることができます。

戦略② ポジショニング


ポジショニング戦略は、ブランディングを語る上で欠かせない概念です。
業界や地域で自社の位置づけを確立することポジショニングと呼びますが、その競合関係は通常、次の図のようなポジショニングマップで表します。

ポジショニングマップ

縦軸の上下に切り口となるような言葉を、横軸の左右に切り口となるような言葉を。
それらの言葉は図が示すように、それぞれ縦軸で両極端、横軸で両極端でなくてはなりません。
 
マップができたら、対象となる会社やお店をその上に配置していきます。
その際、どこまでの範囲(地域・商圏)を対象とするかで、マップ上の会社の数や競合関係が大きく変わってくるので注意が必要です。
 
 
ポジショニングは文字通り、「自社をポジションする(位置づける)こと」に意味があります。
マップで自社の立ち位置を確認するのは、あくまでポジショニングの一部分。
 
スターバックスといえば「オシャレなカフェ」、
ボルボといえば「安全な車」など、
お客さまの頭のなかで、あなたの会社のポジションを確立していくことが、本当の目的となります。

 
それが段々浸透してくると、業界内で、あなたの会社のキャラクターが際立つようになります。

また、お客さまの間で、あなたの会社の想起率(いざ「○○を買おう」と思ったときに、あなたの会社のことを想い起こしてもらえる確率)も高まってきます。
 
 
小さな会社は、ポジショニングマップの上で競合相手がひしめく激戦区に入っていくことは避けたいところです。
 
いくらそこが良さそうに見えるからといっても、あなたの会社よりはるかに資金力がある会社が待ち受けているところに、足を踏み入れるのは危険なことです。
小さな会社の戦略と、大きな会社の戦略は違います。
空きポジションをねらう

小さな会社の基本は「戦わない経営」です。
つまり、マップ上の空きポジション、もしくは激戦区から少しだけズレた位置に自社を置くことが大切です。
 
マップ上の「空きポジション」と、前出の「新カテゴリー」は、ほぼ同義語です。
ポジショニングマップの中にある、他社がひしめく激戦区から「少しだけズレたところ」に着目しても、新しいカテゴリーのヒントを得ることができます。

戦略③ 砂時計の法則


「何の専門家ですか?」と質問を受けたら、どんな風に答えますか?
 
「私たちは、○○の専門家です」と、すぐに答えられれば素敵です。
 
もう少し説明的だとしても、「私たちは、○○で○○な方に○○を提供する会社です。そして、世の中の○○を解決します」と、ほぼワンフレーズで答えられたらカッコいいですね。
 
事業を、しっかり「フォーカス」できている会社は、そんな答え方ができます。
 
「ブランド力」は「フォーカス力」といっても過言ではありません
虫眼鏡で太陽の光を集めると紙に穴があくように、会社の事業内容や、対象とするお客さまが、しっかりフォーカスされていると、集中によるパワーが生まれ、会社の前進に大きく貢献します。

ブランド力は、フォーカス力

あのスターバックスは、その昔「スターバックスコーヒーティーアンドスパイス」という屋号で事業の展開をしていました。
 
日本に上陸したときは、すでに「スターバックスコーヒー」になっていましたが、
「コーヒーだけに事業をフォーカスする」という絞り込みと、そこから生まれたあのコーヒーの香りを軸にした世界観がなければ、今日のスターバックスはなかったことでしょう。

スターバックス、ロゴの変遷

出典:https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2021/abc/
 
今、多くの業界で「なんでもやっている」や「総合サービスを提供している」で商売を続けていくのは難しくなってきました。


現在は、カレーうどんを食べに「カレーうどんの専門店」に行くという、ピンポイントの時代です。
 
 
フォーカスの話になると、「事業も、お客さまの層も、絞り込むのは怖い。自分の首を絞めるのではないか?」と感じる小さな会社の経営者は多いようです。
それは、よく理解できます。
入り口が狭くなって、お客さまが減っていく会社の姿は、だれにとっても恐怖です。
 
そんなときは、砂時計をイメージしてもらうと良いかもしれません。

 
やりたいことがたくさんあっても、
まずは絞り込んで、定めた小さな世界で一番になる

そこで、ある程度のブランドを確立することができれば、将来の展開が何倍も楽になっていきます
砂時計の法則

これはハリウッドスターなどがブレイクするときには、必ずといっていいほど代表作と呼べるようなものがあるのに似ています。

 
ビジネスや競合関係によっても異なりますが、まずは2年。
2年間、ある小さな分野の専門家として自社を演出していく。
 
その仕事を専門家として徹底していく。
世間に「その顔」だけを見せていく。
仕事に関わるすべての人たちに、とことん伝えていく。
 
そうすることで、あなたの会社は「なんでもやっていたころ」に比べ、ぐんとブランドに近づくはずです。

戦略③ 砂時計の法則


「何の専門家ですか?」と質問を受けたら、どんな風に答えますか?
 
「私たちは、○○の専門家です」と、すぐに答えられれば素敵です。
 
もう少し説明的だとしても、「私たちは、○○で○○な方に○○を提供する会社です。そして、世の中の○○を解決します」と、ほぼワンフレーズで答えられたらカッコいいですね。
 
事業を、しっかり「フォーカス」できている会社は、そんな答え方ができます。
 
「ブランド力」は「フォーカス力」といっても過言ではありません
虫眼鏡で太陽の光を集めると紙に穴があくように、会社の事業内容や、対象とするお客さまが、しっかりフォーカスされていると、集中によるパワーが生まれ、会社の前進に大きく貢献します。

ブランド力は、フォーカス力

あのスターバックスは、その昔「スターバックスコーヒーティーアンドスパイス」という屋号で事業の展開をしていました。
 
日本に上陸したときは、すでに「スターバックスコーヒー」になっていましたが、
「コーヒーだけに事業をフォーカスする」という絞り込みと、そこから生まれたあのコーヒーの香りを軸にした世界観がなければ、今日のスターバックスはなかったことでしょう。

スターバックス、ロゴの変遷

出典:https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2021/abc/
 
今、多くの業界で「なんでもやっている」や「総合サービスを提供している」で商売を続けていくのは難しくなってきました。


現在は、カレーうどんを食べに「カレーうどんの専門店」に行くという、ピンポイントの時代です。
 
 
フォーカスの話になると、「事業も、お客さまの層も、絞り込むのは怖い。自分の首を絞めるのではないか?」と感じる小さな会社の経営者は多いようです。
それは、よく理解できます。
入り口が狭くなって、お客さまが減っていく会社の姿は、だれにとっても恐怖です。
 
そんなときは、砂時計をイメージしてもらうと良いかもしれません。

 
やりたいことがたくさんあっても、
まずは絞り込んで、定めた小さな世界で一番になる

そこで、ある程度のブランドを確立することができれば、将来の展開が何倍も楽になっていきます
砂時計の法則

これはハリウッドスターなどがブレイクするときには、必ずといっていいほど代表作と呼べるようなものがあるのに似ています。

 
ビジネスや競合関係によっても異なりますが、まずは2年。
2年間、ある小さな分野の専門家として自社を演出していく。
 
その仕事を専門家として徹底していく。
世間に「その顔」だけを見せていく。
仕事に関わるすべての人たちに、とことん伝えていく。
 
そうすることで、あなたの会社は「なんでもやっていたころ」に比べ、ぐんとブランドに近づくはずです。

戦略④ 価格を ”上げる”  プライシング


価格を下げるのは、小学生でも実行できます。
しかし、それによって短期的には上手くいったとしても、すぐに価格競争を強いられてしまい、中長期的な経営の不安を拭い去ることはできません。
 
利益を上げることから逃げ、安易な値下げを繰り返すようなビジネスを行ってしまうと、永遠に「ビジネスの力」が身につきません。
また、そこで働くスタッフにも値下げ体質が蔓延してしまい、スキルが高いビジネスパーソンを育てることができなくなります。

価格競争しない会社の口ぐせ

ブランドと呼ばれるような会社は、基本的に一切の値下げをしません
「価格を下げない」とクレドに明記している会社も、たくさんあります。
 
また、「値下げしない宣言書」を作成し、各スタッフにサインしてもらうことで、社内に存在する「ディスカウント癖」を改善する努力をしている会社もあります。
現在、安易に値下げをしてしまう傾向にある会社は、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
「値決めこそが商売」とは、京セラの創業者・稲盛和夫さんの言葉です。
そのくらいプライシングは、経営のなかでも重要なトピックです。
 
しかし、小さな会社の価格設定からは、あまり深く練られていない印象を受けることが多いです。
単純に競合相手を基準にして決めたものや、製造コスト、運送費、その他の経費を計算して、そこに常識的な利益を上乗せしたという程度のプライシングが一般的です。
 
また、毎回、お客さまの値下げに応じてモノやサービスを販売している小さな会社も少なくありませんが、それでは、お客さまが値段を決めているようなものです。
 
ブランド会社は自分で価格を決めます。
自分で決めた価格こそ「適正価格」という自信を持っています。
 
他社に比べて多少高くても、「それでも、お客さまに気持ちよく支払っていただけるためには……」と、
価格を下げるのではなく、商品・サービス、会社自体の価値を上げるための努力を毎日考えます。
 
単なる「コストの積み重ね」ではありません。
ブランド会社の価格の決め方

戦略④ 価格を ” 上げる ”
   プライシング


価格を下げるのは、小学生でも実行できます。
しかし、それによって短期的には上手くいったとしても、すぐに価格競争を強いられてしまい、中長期的な経営の不安を拭い去ることはできません。
 
利益を上げることから逃げ、安易な値下げを繰り返すようなビジネスを行ってしまうと、永遠に「ビジネスの力」が身につきません。
また、そこで働くスタッフにも値下げ体質が蔓延してしまい、スキルが高いビジネスパーソンを育てることができなくなります。

価格競争しない会社の口ぐせ

ブランドと呼ばれるような会社は、基本的に一切の値下げをしません
「価格を下げない」とクレドに明記している会社も、たくさんあります。
 
また、「値下げしない宣言書」を作成し、各スタッフにサインしてもらうことで、社内に存在する「ディスカウント癖」を改善する努力をしている会社もあります。
現在、安易に値下げをしてしまう傾向にある会社は、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
「値決めこそが商売」とは、京セラの創業者・稲盛和夫さんの言葉です。
そのくらいプライシングは、経営のなかでも重要なトピックです。
 
しかし、小さな会社の価格設定からは、あまり深く練られていない印象を受けることが多いです。
単純に競合相手を基準にして決めたものや、製造コスト、運送費、その他の経費を計算して、そこに常識的な利益を上乗せしたという程度のプライシングが一般的です。
 
また、毎回、お客さまの値下げに応じてモノやサービスを販売している小さな会社も少なくありませんが、それでは、お客さまが値段を決めているようなものです。
 
ブランド会社は自分で価格を決めます。
自分で決めた価格こそ「適正価格」という自信を持っています。
 
他社に比べて多少高くても、「それでも、お客さまに気持ちよく支払っていただけるためには……」と、
価格を下げるのではなく、商品・サービス、会社自体の価値を上げるための努力を毎日考えます。
 
単なる「コストの積み重ね」ではありません。
ブランド会社の価格の決め方

戦略⑤ フロント・エンド


ブランドには、熱狂的なリピーターがいるものです。
 
何度もリピートされ、友人・知人に紹介され、ときには世代を超えて愛される。
これがブランド会社の理想の姿です。
 
小さなブランド会社は「1回の売り上げ」ではなく、「一生を通じての売り上げ」をイメージしながら、お客さまとの長期的な関係を築いていきます
 
 
人口が減少していく日本では、あらゆる市場が縮小傾向にあります。
 
そんな社会でのビジネスは、リピーターの確保が重要です。
たくさんのリピーターを生めば、お客さま一人あたりのマーケティングコストも格段に下がります。
 
 
そのために、常に意識したいのが“フロント・エンド”です。
 
お客さまとの初期の接点を“フロント”、会社として最終的に「ここまでお付き合いいただきたい」というゴールを“エンド”と呼びます。
 
フロントからエンドまで、それを一つのキレイな流れとして整え、お客さまが、よりリピートしやすいようにビジネス自体を設計していくことが大切です。

フロント・エンド戦略

戦略⑤ フロント・エンド


ブランドには、熱狂的なリピーターがいるものです。
 
何度もリピートされ、友人・知人に紹介され、ときには世代を超えて愛される。
これがブランド会社の理想の姿です。
 
小さなブランド会社は「1回の売り上げ」ではなく、「一生を通じての売り上げ」をイメージしながら、お客さまとの長期的な関係を築いていきます
 
 
人口が減少していく日本では、あらゆる市場が縮小傾向にあります。
 
そんな社会でのビジネスは、リピーターの確保が重要です。
たくさんのリピーターを生めば、お客さま一人あたりのマーケティングコストも格段に下がります。
 
 
そのために、常に意識したいのが“フロント・エンド”です。
 
お客さまとの初期の接点を“フロント”、会社として最終的に「ここまでお付き合いいただきたい」というゴールを“エンド”と呼びます。
 
フロントからエンドまで、それを一つのキレイな流れとして整え、お客さまが、よりリピートしやすいようにビジネス自体を設計していくことが大切です。

フロント・エンド戦略

【プレゼント】
「ブランド戦略」の成功事例動画


「ブランド戦略」の重要性が分かっても、「どのように実践したらいいか?」と迷う方もいらっしゃると思うので、最初の一歩をプレゼントしたいと思います。
 
ブランドを0から構築しようと思うと、ブランド戦略立案から実行まで、気が重くなるかもしれません。
ですから、ブランド戦略の実践は「成功事例」を学び、「マネする」ことが近道です。
ブランディング成功事例

17年間1000社以上のブランディングを支援してきた私たちが、
現場で見てきたブランドづくりの成功事例をプレゼントします。

この講演動画は、様々な団体や機関、会社に招かれて、講演をさせて頂いている内容です。
なので、ここで公開はできないのですが、お申し込みフォームにお名前とメールアドレスだけ入れて頂ければ、動画が無料で視聴できる場所(URL)をお送りします。


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あなたの会社がブランドとなり、ファンに愛される幸せな経営を実現できるのを願っています!

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ですから、ブランド戦略の実践は「成功事例」を学び、「マネする」ことが近道です。
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なので、ここで公開はできないのですが、お申し込みフォームにお名前とメールアドレスだけ入れて頂ければ、動画が無料で視聴できる場所(URL)をお送りします。


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村尾隆介

本記事の著者/村尾 隆介
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弱冠14歳で単身渡米。ネバダ州立大学教養学部政治学科を卒業後、本田技研に入社。中近東・北アフリカのマーケティング・営業業務に携わる。退社後、食品の輸入販売ビジネスで起業。事業売却を経て現職。
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【人数限定】受講プラン
(村尾隆介のコンサル付)

 
17年間、全国 1000社以上のブランディングを支援し
「日経トップリーダー」など人気セミナーも担当する
村尾隆介のノウハウが、いつでも、どこでも、学び放題

「ブランディングアカデミー」
  
 

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