今回はスターブランド株式会社のフロントマン、村尾隆介先生にお越し頂きました。
(ご存知の方も多いと思いますが、
スターブランドはビジネスバンクのグループ会社なんです!)
今回のテーマは「リブランディング」!
■これがブランドを持った男の登場の仕方!!
早速セミナーがスタート!
と思ったら、なんだかエスニックな音楽が会場に響き渡り・・・
なんとアフリカンダンサーが登場!!
そこに村尾先生が登場し、一緒にダンス!
なんというインパクト!!
さすがは、村尾龍介氏です。
■ロゴを変えればリブランディング?
「最近変わったね、あそこのロゴ」を思い浮かべてください。
スターバックスのロゴ。GAP。
どんな会社もリブランディングを行っています。
では、ロゴを変えればリブランディングになるのか?
答えはNOです。
リブランディングとは、デザイン戦略でも部分戦略でもなく、『全体戦略』です。
■ブランド=?
「スタバって〇〇な会社だよ」
この○○こそが、ブランドです。
『ブランド=記憶』です!
■リブランディング=?
以下の質問について考えてみてください。
1. あなたの会社はみんなにどのように記憶されていますか?
2. あなたの会社はみんなに どう思われたいですか?
1と2のギャップを埋める作業。これこそがリブランディングなのです!!
リブランディングは「受けたい印象を決める」ことから始まります。
■イメージアップなのか、イメージチェンジなのか
リブランディングをしていく上でのキーワード。
『イメージアップなのか、イメージチェンジなのか』
この二つではアプローチが変わります。
会議でも、これを何度も意識してブランドを全体的に考えていく必要があります。
■ブランドに一貫性を持たせる
前述したように、ブランディングとは、全体戦略です。
・価格帯
・色使い
・コーポレートメッセージ
・写真
・ホームページ
自社に関わるあらゆる物を見直してブランディングしていくことが重要です。
■小さな会社のコーポレートメッセージ
「Inspire the next」
「Just Do It」
なんの会社のコーポレートメッセージだか分かりますか?
コーポレートメッセージって英語が多いですよね。
コーポレートメッセージを聞いてその会社を思い出してもらえる確率を「想起率」といいます。
大きな会社は英語でなんとなくかっこいいでOK!
でも、小さな会社はそうではありません。
小さな会社のコーポメッセージにはルールがあります。
1、 シンプル
2、 日本語
3、 誰になにするか
4、 目指しているところ
5、 同業と何が違うか
6、 ありきたりはNG
想起してもらえなければ、覚えてもらえなければなんの意味もありません。
さらに、コーポレートメッセージは作るだけでは意味がありません。
作ったらすぐに社名やロゴの下に100%印字しましょう。
■スタッフへの愛に感動
スターブランドのスタッフの一人がこの講演の仕事を最後に卒業されました。
村尾さんは講演の最後にサプライズでムービーを流して会場全員で見送りました。
スライドの最後にはこんな言葉が。
When I get older,
I will be stronger
They’ll call me freedom,
just like a Waving Flag
年を重ねるごとに、強くなっていって欲しい。
いつまでも自由であってほしい。
風にゆらめく旗のように・・・
スタッフへの絶大な愛を感じ、
僕もすっかりスターブランドのファンになってしまいました。
「社員を大切にする」
単純な事ですが、ファン作りに必要なことなのかもしれません。