一般的に外資系企業といえば社員の入れ替わりが激しく
経営陣のレイオフも日常茶飯事と言われています。
そんな外資系企業の中でも、誰もが知っている半導体メーカー:インテルで
社員番号1から日本法人会長まで上り詰めた傳田信行氏。
知名度”0”& 売り上げ”0”だったインテルを
売上3000億円のビッグビジネスに成長させた方です。
今回はそんな傳田氏に世界標準で考える~僕がインテルでやってきたこと~ と題し
どんな環境でも常に社会から必要とされる人生成功の法則を語って頂きました!
傳田先生は人生成功の法則として
□ 考える力
□ 変化に対応できる力
□ 判断・決定できる力
□ コミュニケーションの力
の4つの力を上げています。
この中でも特に「コミュニケーションの力」を重視していらっしゃいました。
傳田先生はインテル時代、アメリカ側と日本側のブリッジを担い、そのどちらからも
「お前は日本人ではない」と言われ、絶賛されたそうです。
また、組織作りのコツについても触れられていました。
インテル時代はフラットなコミュニケーションを徹底させ、縦の壁を取り除く事に注力。
時にはランチを交え、カラオケにも積極的に行く、というお話しをされていました。
どんな成功にも相手へのアプローチの仕方、
つまりコミュニケーション能力が不可欠だと分かりました。
傳田先生は
「日本はもっともっと多くのベンチャー企業が日本から生まれるべきであり、
その事で日本を力づけていく事ができる」
と熱弁されていました。
ビジネスはリスクを取ってこそ成長していくものであるにも関わらず
日本のVCはリスクを回避してばかりでベンチャー企業そのものが成長できずにいる
というのが傳田先生の主張です。
だからこそ、ご自身でベンチャー企業のコンサルティング会社を設立し
明日の産業を創るべく日々努力されています。
傳田先生のリスクテイキング精神を我々も見習いたいと思いました。
また、VCの目線から「投資をする時はここを見る!」や
現在の投資している某スーパーベンチャー企業のエピソードなど
マル秘トークも続々と飛び出し、会場が大いに盛り上がるセミナーとなりました。
傳田先生、 本当にありがとうございました!