【今回のQ&Aはこちら】=======
Q.
“理念”や”仕事観”等を共有する上で、
“朝礼”の活用事例を知りたい
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A.
理念や仕事感の共有の場として
「朝礼」はオススメです。
私たちは朝礼のことを
「ラインナップ」と呼んでいます。
「価値観のラインを揃える場」という
意味合いですね。
理念や仕事観を浸透していくときに
気をつけなければならないのが
「社長が理念・価値観を話す場」を
いくらつくっても、
なかなか浸透は進まない
ということです。
(それでも、もちろん、
社長が言い続けることは重要です!
「1,000回伝える覚悟」ですね!)
社長ではなく、
「メンバーが理念や価値観について話す場」を
つくっていくことが重要です。
私たちの会社では、毎朝
クレド(もしくはミッション)を1つ取り上げ、
読み上げます。
その後、そのクレドに対して
「日々の仕事の中で実践していることや、
考えていること」を、
全メンバーに1分間ずつづ
スピーチしてもらいます。
このときにポイントなのが
「パスを禁止する」こと。
どんなに、しどろもどろでも、
話す内容がなくとも、
1分間をはかり、その時間は
「そのメンバーの時間」として
朝礼を進行していきます。
これを毎朝繰り返していくと、
「メンバーがネタを仕込みはじめる」のです。
ネタがあろうと、なかろうと
1分間話さなければならないので、
話す内容を準備し始めるのですね。
そして「準備する」というのは
どういうことかというと、
「次の日のクレド」を見て、
「自分の最近の経験と結びつける」ことです。
そうやって
「クレドの文言を自分と結びつけて咀嚼する」
ことを繰り返していくことで、
浸透が進んでいきます。
他のメンバーの発表を聞くことで
「解釈の共通認識」がつくれることも
ポイントですね。
上記に加えてミッションに関しては
「ミッション会議」を開くことも
オススメです。
これは
「ミッションについて話す」ための会議です。
「自分たちのミッションは、
いったいどういう意味なのか」
「このミッションを達成するために、
自分たちは何をしていくべきなのか」などを、
5〜6人ずつのグループになって
討論していきます。
そこでアイデアを出し合ったり、
価値観を共有していくうちに、
ミッションがメンバーに浸透していきます。
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上記、簡単ではありますが、
少しでも参考になれば幸いです!
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