新聞を読み過ぎていないか?
変化は<機会>だ。
しかし同時に、変化は<脅威>でもある。
だから、社長は「変化」に、めちゃくちゃ敏感でなければならない。
しかし、すべての変化を把握するのは非常に難しい。
なぜなら、社会では、すべてが変化し続けているからだ。
変化は、相対的なものだ。
だから、完璧に変化をモニターしようと思ったら、
すべての変化を把握しないといけなくなる。
そんなことは、不可能だ。
しかし、多くの経営者は、この点を、本当には理解していない。
だから、新聞を一生懸命に読んでしまう。
ニュースを欠かさず見てしまう。
ビジネス雑誌を何冊も買ってしまう。
それはそれで悪いことではない。
しかし、それらよりも前に、大切なことがある。
それは「自社の変化」を知ることだ。
自社の変化から目を背けて、社会の動向に目を向けていないか?
自分の点数を見ることから、逃げていないか?
社会の動向に目を向け過ぎるのは、自分のテストの点数は見ないで、
自分以外の人の点数ばかりを知ろうとするようなものだ。
新聞を読む前に、
人の変化を知る前に、
【自社の変化】を知ろう。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
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