力を「正しい方向」に使っているか?
ナイフは、人を守るために使える。
しかし、人を傷つけるためにも使える。
「経営力」も同じ。
人を幸せにすることも出来るが、
人を不幸にすることも出来る。
力は、力の強さだけが大切なのではない。
力は、その「方向性」が極めて大切だ。
だから、力を持った人間には責任がある。
それを「正しい方向にだけ使う」という責任がある。
そして常に自分に問わなければならない。
「この力を、正しい方向に使えているか?」
「この力を、社会がより良くなる方向に使えているか?」
「この力を、人を幸せにする方向に使えているか?」
真の力とは、
「力を正しい方向にだけ使える意志の強さ」を持つということ。
あなたの持つ力は、
正しい方向に使われているか?
力を身につければ身につけるほど、自分に問うことを習慣にしよう。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
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