社員の給与を
「人件費」だと考えていないか?
社員に支払う給与は「費用」ではない。
費用とは、会社が目的を達成するために使ったお金のこと。
つまり「手段」のことだ。
だから、給与は費用ではない。
人は、手段ではない。
人は、目的なのだ。
経営を長く継続できない経営者は勘違いしている。
人は経営資源であり、給与は人件費であり、人は手段だと勘違いしている。
経営は、人が、人のために行う、人の活動だ。
経営は「関わるすべての人を幸せにする仕組み」だ。
だから、人を道具としてしか見られないリーダーの経営に、
人がついてくるわけがない。
人を道具だと考えていないか?
給与を費用だと考えていないか?
常識を疑い、頭ではなく、
心に聞いてみよう。
人がついてこない経営に、未来はない。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
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