【今回のQ&Aはこちら】====
Q.
どうしても
指標があれもこれもになってしまい
カルビーみたいになりそうです。
絞り込むコツ等があるのでしょうか?
================
A.
これは難しいところですよね。
「問答無用で見るもの」
「ビジネスを成り立たせている肝は何か」
「自社では何を大事にするのか」
という3つの視点で見ていくのが
良いのではないかと思います。
「問答無用で見るもの」については、
会社の健康状態を
定期観測するためのものですね。
「現金預金残高」や「粗利」、
「営業利益」など、
会社の健康状態を知るために、
定点観測していきます。
他の切り口では例えば、
講義の中でご紹介したカルビーさんは、
3,000個の計器を見ていた状態から、
一気にシンプル化を進め、
現在では、
次の3つのポイントに絞って
数字を見ています。
▼カルビーが重視する3つの数字=====
1.よい原材料を仕入れる
2.工場の稼働率を上げて生産する
3.営業担当者が現場を回って販売する
====================
これは
「ビジネスを成り立たせている肝」を
見ていったパターンですね。
カルビーさんの場合は、
この3つの数字をしっかりと押さえていくと、
ビジネスが健全に発展していくのです。
講義の中でご紹介した
「エバーグリーン」さんも、
このパターンですね。
Webメディアの
「コンテンツ読了率」を
追っていくことで、
下記のように
ビジネスが健全に成長していきます。
▼エバーグリーン成長のステップ=====
・メンバーが良いコンテンツをつくる
↓
・コンテンツの読了率が上がる
↓
・コンテンツ下部の広告閲覧率が上がる
&
コンテンツに集まる読者が増える
↓
・広告のクリック数が増える
↓
・広告収入が増加する
====================
「自社では何を大事にするのか」については、
例えば「3M」さんが
「総売上に占める、新規商品の売上比率」を
見ています。
自社の「ミッション」や「クレド」などと
照らし合わせながら
「何を大切にする会社にしていくのか」を定め、
それを表す数字を見ていきます。
***
数字の確定は悩ましいところですよね。
上記、簡単な内容ではありますが、
少しでも参考になれば幸いです!
” 社長の仕事を知る ” なら
社長の学校「プレジデントアカデミー」!
まずはこちらのページをご覧ください!