何種類の「利益」を見ているか?

 

 

会社にとって、利益は血液のようなもの。
なくなると動けなくなる。

 

 

だから、当然、利益に目を配る必要があるが、
多くの経営者は、利益に対する注意が足りない。

 

 

あなたは自社の何種類の利益を常にモニター出来ているだろうか?

 

 

利益や利益率には、いくつもの種類があるが、
経営者が見るべき利益は少なくとも6つある。

 

 

「6つの利益」で「6つの力」をチェックしよう。

 

 

 1. 粗利益(粗利率)=「事業付加価値力」(価値をつくりだす力)
 2. 営業利益(営業利益率)=「事業力」(事業を運営する力)
 3. 経常利益(経常利益率)=「経営力」(経営全体の力)
 4. 社員一人当たり粗利益=「人財一人当たり生産力」(人の生産力)
 5. 資産利益率=「投資力」(経営資源を活用する力)
 6. 繰越利益剰余金=「経営継続力」(長期間経営を継続できる力)

 

 

事業のタイプや規模によって適正な率や額は違うが、
それぞれの力を高めていくことは、どんな会社においても大切。

 

 

あなたの会社の「6つの利益」は大丈夫か?
あなたの会社の「6つの力」は大丈夫か?

 

 

常にモニターするようにしよう。

 

 

― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋

 


 

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