どんな仕事も尊い

 

 

コンサルタントの仕事をしていた時、

 

 

何十年も先輩の経営者に、
あなた方の仕事は虚業だ、って言われた。

 

 

それに対して、こう答えてしまった。

 

 

仕事は、喜ばれることです。
お客さんに喜んでもらっていれば、
お客さんの役に立っていれば、
どんな仕事だって、立派な仕事だと思います。
だから、虚業も実業も、差は無いはずです。

 

 

今考えると、生意気だったかもしれない。

 

 

でも、そんなことがあってから、ずっと、
その経営者は、自分に仕事をくれ続けた。

 

 

どんな仕事だって尊い。

 

 

その仕事が自然に存在し続ける限り、
それは社会から必要とされている。

 

 

社会の役に立っている、誰かに喜ばれている。

 

 

そういう自覚を感じられない仕事なら、
やめたほうがいいかもしれない。

 

 

けど、

 

 

そこに喜びや、人の役に立っていることがある限り、
どんな仕事だって、尊い。

 

 

仕事に、違いはないんだ。

 

 

 

― 浜口隆則・著『仕事は味方』より抜粋

 


 

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