クレームはギフト
石につまずくと、ケガをする。
熱いヤカンにさわると、ヤケドする。
人は、そうやって、学んでいく。
仕事も同じ。
失敗から、学んでいく。
クレームは痛覚のようなもの。
ちょっと痛いけど、
自分たちの悪い所を教えてくれる。
もし、それがなかったら、
悪い所は悪いまま。どんどん、悪くなっていく。
だから、クレームはギフト。
私たちの宝物。
クレームを言うのは、とてもエネルギーがいる。
それは自分がお客さんの時に「?」と思っても、
たいてい我慢しているから、よく分かる。
よほどじゃないと、クレームは言わない。
だから、それだけのエネルギーを使ってくれたお客さんには、
深く感謝しよう。
そして、誠実に対応しよう。
そうすれば、また、一緒に笑い合える。
― 浜口隆則・著『仕事は味方』より抜粋
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