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阪東浩二の起業のすすめ

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松竹梅商法

起業時に、もっとも多い質問は?


私は、起業家を支援する仕事を通じて、
17年間で3千人以上の経営者とお会いしてきました。

起業される多くの方々からよく頂くのが、次のような質問です。

 「起業時の成功の秘訣があれば教えて下さい」
 「どうすれば起業が順調に立ち上がりますか?」
 「起業後のターニングポイントは何だったのですか?」

私は実体験から、いつも同じ返答をしています。
それが、今回のテーマ『千日の法則』です。


実は私たちの会社もご多分にもれず、起業後の二年間は、
鳴かず飛ばずの非常に苦しい時期がありました。

その頃、成功している経営者に、
「どうしたら事業が順調に行くのですか?」と
私も同じ質問をしたことがあります。

成功者からの“意外”な教え


その経営者も、苦しい起業期に
上場企業の創業者へ同じ質問をしたことがあると言われたので、
私は藁をも掴む思いで必死に教えを伺いました。

 経:「阪東、起業してから今日で何日になる?」

 私:「“何日”ですか?
    2年ちょっとなので、400日位になると思います」

 経:「何が何でも1,000日まで頑張りなさい!」 


そして、続けてこう話してくれました。

 経:「1,000日続けることだけを考えて、
    目の前の仕事を一所懸命にしなさい!

    そうしたら、向こうから大きな波が、
    ドンブラコドンブラコと押し寄せて来るものだよ。

    その時に、波に乗れるかどうかは、君次第。
    ただ、いつ波が来ても乗れるだけの準備を
    普段からしておくことが大事だよ!」


その一部上場企業の創業者は、
当時から既に有名な成功起業家でした。

だから、という訳でもありませんが、
私は、このお話を聞いたあと、根拠や論理など考えずに、
ただこの話を信じ、実行することを決意しました。

その日から、成功までのカウントダウンが始まった!


まず出来る事として、
1,000日までの日めくりカレンダーを手作りしました。
ゴールから逆算して1,000日まで、『あと何日』と表記したのです。

毎朝、それを1枚1枚めくることが日課となりました。

残っている枚数が減ることで、
あたかも成功に近づいているかのように思い込み、
日々、目の前の仕事だけに集中しました。

ある意味、この決意は同時に、
「私は千日までは何が何でも諦めない」
という覚悟も決めたのだと思います。

そして、750日あたりから事業が急激に伸び出し、
日々の仕事の慌ただしさに、
1,000日を経過したことさえ忘れていました…。


私は、どうして1,000日なのだか
その時はピンときませんでしたが、
ある時、物事を上達させるには、
「ある一定量」が重要だと思えるようになりました。

なぜ、“1,000日”なのか?


1,000日とは、約3年間です。
物事は、大体なんでも3年すれば身につくものです。

昔から『石の上にも三年』とも言います。

結果を出すにはそれなりの期間(量)が必要なのです。
自分の人生を振り返ってみたら、
習い事でもスポーツでも
3年続けたものに関しては、
上達していたことに気付きました。


『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』と言う諺もありますが、
沢山の数と言うと、十発、百発程度の数量をまずは考えます。

しかし、百という数字は上達するには不十分な数量なのです。
それでは千や万だったらどうでしょうか?
確かに、千発も撃てば、一羽や二羽は当たりそうです。

しかもいくら下手でも1,000回も鉄砲を構えて、
引き金を引いていれば、かなり手馴れたものになるでしょう。
ただ、その数が十や百程度ではダメなのだと思うのです。

日本一のお金持ちである斉藤一人さんも同じことを言われています。

『ツイてる』を1,000回声に出して言えば、
本当にツイてる人になれます。
ただ、誰も1,000回まで続けないから、分らないのだよ。


統計的にも起業後、3年以内に約半数の会社は、
事業継続が出来なくなり、退場しています。

しかし、3年間続いた会社は、
その後の生存率が飛躍的に高まります。

だから起業時は、まずは3年続けることを
ターニングポイントとして考えることをお勧めします。

実際、2年目になると前年の同時期との比較ができるので、
計画して行動する事が出来ます。

3年続けば顧客数も安定売上も
確保できる状態になってくるのも事実です。

起業とは、ゴールの見えないマラソンレースのようなもの


後から振り返ると、
まさに『千日の法則』だと納得しました。

起業というのは、スタートしたら
ゴールが無いマラソンレースのようなものです。

いつまで走り続けるのか、
どこまで走ればゴールなのか、
まさにゴールが見えないマラソンレースなのです。

だから、創業期は不安になります。
果てしなく続く苦悩、

「この方角で間違っていないか」
「本当にこのまま続けても良いのか」

と、精神的にも暗中模索に陥ってしまいます。

だから「千日」を一つの明確なゴールとして設定しましょう。

逆に、3年間続ける覚悟がないならば、
起業はしない方が良いとも思います。

一方で、千日の継続は、簡単ではないですよね。

そこで、継続するための“私なりのコツ”を
次号でお伝えさせて頂きます!


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阪東 浩二(Koji Bando)について
阪東浩二株式会社ビジネスバンクグループ専務取締役。3千社以上の起業相談を受けてきた実績から「起業支援の専門家」と呼ばれる。複数の会社の社外取締役、監査役も務める。実体験から生み出された、営業ノウハウと経営スタイルが起業コンサルタントとして支持されている。

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