起業の成功率を５倍にします！「起業の学校」アントレプレナーアカデミー

”エンジェル”って何だ？

起業の準備を進める上で、
まず頭に浮かぶのが「お金」の問題。

そして、必要金額を集める上でまず思い浮かべるのが
個人投資家（エンジェル）の存在ではないでしょうか。

でも、”エンジェル”という名前は知っていても、
個人投資家が何を考え、どうやって投資を決めているのかは
皆さん以外とご存知ないかもしれません。

先日、幸運なことに学生起業家と個人投資家の
面談の席に立ち会う機会を頂きました。

そのときのインタビューを元に、
どんな人が「投資の機会を得やすいのか」をまとめてみます。

投資家は話を聞いてくれない？

投資家は抱えている案件も多く、
時間を大切にする方が多いので、話は手短に、なるべく簡潔に。

皆さんにも、そんなイメージがあるのでは？

もちろん、要点をまとめて話すこと、
わかりやすく、筋道をつけて話すことは重要です。

でも、私たちが思っている以上に
投資家の方は起業家の話を聞いてくれます。

投資家の方が常に探しているは「リターンのある投資先」。

「目の前にいる起業家が、次のFacebookをつくる！」

そんな可能性も十分にあり得ます。

ですから、事業や人柄を見極めるために
質問を重ねながら、じっくりと話を聞いてくれます。


また、投資家の方にとって
起業家が語る”自分の専門分野”の知識は

「現場の声を聞く」という意味でも、
「知見を広げる」という意味でも有益です。

専門的な話も、噛み砕いて話せば歓迎されるようです。

ただし、投資してもらうのは難しい

話は聞いてもらえますが、
実際に投資してもらえるかどうかは別の話です。

今回、立ち会った学生起業家も、
投資を得ることはできませんでした。

「投資をしない」理由の中で、特に私の印象に残ったのが
「とりあえず、事業をひとまわししてごらん」というもの。

当たり前のことですが
「最初から他人のお金で何とかしよう」という姿勢では
投資家の心を掴むことはできません。

今回の学生起業家の2人も、自己資金で事業を回した後
もう一度話をすれば、状況は変わるかもしれません。

投資家の方にお会いする機会を得たら

では、投資家の方にお会いしたときは、
何を、どのように話せば良いのでしょうか。

これは”若い方限定”になってしまうのですが、

若いうちは「傾向と対策」など考えずに
素直に語った方が良いとのことです。

また「少し生意気」ぐらいに意気込みを語るのもOKとのこと。


そして何より重要なのが「次の3つ」だと仰っていました。

１．嘘をつかない
２．熱意とパッションに溢れている
３．ビジネス的な身体量力がある。


これらを持ち合わせる起業家には、投資をしたくなるとのことでした。

やはり「熱意」があり、「素直」で、「自分の力で努力する人」は
誰からも応援されやすいのですね。

皆さまがエンジェルとお会いする機会に、
少しでも参考になれば幸いです^^