日本の開業率と廃業率 〜諸外国との比較〜 | |
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投稿日: 2013/08/01 | カテゴリー: 起業・経営 |
日本の法人数と開廃業率
日本には一体何社の法人が存在しているのか?
毎年「何社が創業し」「何社が消えていっているのか」を考えたことがあるでしょうか?
法務省「民事・訟務・人権統計年報」及び国税庁 「国税庁統計年報書」によると、
現在の日本の法人数は2,837,680 社(2010 年 6 月 30 日)と言われており、
開業率・廃業率共に「4%弱」という統計結果が出ています。
しかも開業率よりも廃業率の方が微妙に高いのです。
つまり、日本の法人数は徐々に減っています。
ちなみに高度成長期だった1955年の開業率は20%を超えていました。
現在の日本は少子高齢化という社会問題もあり、
今後はサービス受益者も減っていきます。
日本企業にとってはさらに厳しい時代になっていくでしょう。
諸外国の法人数は増加している
反対に諸外国の開業率と廃業率を見てみましょう。
アメリカ、イギリス、中国は10%を超えております。
廃業率は9〜9.5%位を推移していますので、
諸外国では0.5〜2%位の幅で法人数が増加しています。
日本の開業率と廃業率のバランスは、
GDP(国内総生産)と比例しているように感じます。
元気な企業が日本にもドンドン生まれてこないと
雇用も生まれませんし、GDPは下がるばかりです。
日本の成長のために
このような現状を変えていくためには、
皆さまのようなイノベーティブな人たちがどんどん起業していくことが
重要な要素の1つです。
こういった統計からも色々な日本の現状を
見ることができます。
起業家にとっては厳しい現実ではありますが、
この状況を打開し、元気なニッポンを作っていきましょう!
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