【起業家のための補助金制度】 受給確率を上げるためのコツをちょっとだけ公開! |
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投稿日: 2013/08/27 | カテゴリー: 資本政策・補助金 |
”予算200億円”のチャンス!
2013年4月から新しい「創業補助金」の公募が始まったのをご存知ですか?
公募が始まった補助金は次の2種類。
- 1. 地域需要創造型等起業・創業促進補助金
- 2. 小規模事業者活性化補助金
予算は200億円とされており、
起業家にとっては、間違いなくチャンスです。
今回はその「創業補助金」の受給率を上げる“コツ”をお教えします。
本題に入る前に、今回の補助金について簡単にご紹介しますね。
新しい補助金の特徴
この補助金は、今までの助成金制度と違い、
「採用」や「雇用」を全く必要としません。
2013年3月23日以降に「新規で創業」される方は、
全ての方が対象となります。
また新規創業者だけでなく6月28日には、
「これから新規事業を立ち上げる中小企業」向けにも
同様の制度の公募が開始されました。
ただし、2つの補助金は共に、
「認定支援機関」と呼ばれる認定機関の印鑑を貰わなくては、
申請ができません。
その認定支援機関は全国に8000社程ありますが、
申請実績があるのはそのうち、わずか2〜5%程度と言われております。
ちなみ中小企業基盤整備機構のホームページには、
「各申請者」と「事業テーマ」「担当認定支援機関」の一覧が
掲載されているので、認定支援機関を探すときの参考にしてください。
今回の補助金は、公募の回数を重ねる毎にハードルが上がいます。
- 最初は補助対象であったものが、対象ではなくなる
- 当初は申請を通った事業でも、その次では通らない
など、政府としては税収を得るための投資なので、色々考えてきます。
受給確率を上げる3つのコツ
この補助金の受給確率を上げるための簡単なコツを
今回は3つだけお教えします。
1. 特定のテーマを入れ込む
今回、政府が力を入れているテーマは、
「介護・福祉分野」と「情報通信(IT)分野」とされています。
たとえ、今の事業が全くITに関係していなくとも、
どこかにそれら組み込むと受給確率が高くなると言われています。
2. 事業の見通し
先ほども書いたとおり、政府も税収として利益を得なければならないので
「一発逆転」的な事業に対しては、消極的になります。
「長く」「安定的」に事業を継続していけるモデルが好まれます。
申請の際に書く事業計画はキャッシュ・フローの見えやすさも意識して書きましょう。そういった意味で、ビジネスモデルとしてはストック型のものがおすすめです。
3. 新規性
先ほど書いた内容と矛盾しているように感じる方が多いかもしれません。
実は、今回の補助金は「新規性」と「独自性」が事業テーマとして求められるのです。
例えば、ただのラーメン屋ではなく、
「季節ごとに季節のラーメンを提供するサブスクリプション型(定期購入型)Eコマースを立ち上げます!」というのが1つの例です。
今回は「介護・福祉」、「IT」の各分野において、
安定した収益を出せるビジネスモデルであり、
かつ新規性を持ち合わせた事業が好まれます。
その点を留意しながら事業計画を作成し、申請の準備をしていきましょう。
ここに書けることには限りがあるので、更に詳しく聞きたい方は、
<<watanabe@bbank.jp>>渡邊宛か
<< 03-6913-0220 >>までお気軽にご連絡ください!
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