the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part23
株式会社一楽 代表取締役 若園 浩史
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part23
株式会社一楽 代表取締役 若園 浩史
2003年に東京大学を卒業し、不動産会社に入社。リバースオークションを活用したコスト削減会社に転職後、創業メンバーとして同業種での起業を経験した上で、独立。戸建住宅メーカーを中心に、幅広い業態の顧客に対して、コスト削減支援事業を展開中。
株式会社一楽
http://www.1raku.co.jp/
建築費のコスト削減支援事業/間接経費のコスト削減支援事業他
自分の思いが一番大切だと思います。起業なんて急いでする必要は無いですし、起業したいのに、周りの環境や体裁を気にして我慢するのもナンセンスだと思います。「思い立ったが吉日」です。
最初の頃は、単純に遊び呆けることが楽しいけど、次第に飽きて、真剣に打ち込めることや、周りに認めてもらえることが楽しくなる、というのは良くある成長パターンの1つかと思います。その時その時、心から楽しいと思える事をしていくと、早く成長できるような気がします。
やる前から考えていてもあまり意味は無いですし、考え無しに同じ失敗を繰り返しても時間の浪費ですので、試行錯誤を繰り返し、改善を積み上げていくしかないように思います。
得意かどうかはさておき、営業・開発以外にも、業務・人事・総務・経理等、あらゆる会社の機能を磨き上げ、お客様の費用対効果を最大化する事が自分の仕事だと思いますので、何事も楽しみながら頑張っています。
昔は、情熱タイプだったと思いますが、最近は、だんだん落ち着いてきているように思います(笑)。
「じゃあ、なんで株式会社にしたんだ?」と言われてしまいそうですが、自社の株式を、見知らぬ不特定多数の人に渡すのは、どうにも抵抗を感じます。
海外でも通用するビジネスモデルだと思いますので、良いパートナーに出会えたら挑戦したいと思います。
週末は、フットサルと将棋に打ち込む時間をなるべく確保していますが、忙しくなると、仕事優先になりますね。
たくさんいます。すごいなあと思える経営者は大勢いらっしゃるので、できるところは真似をして、できないところは工夫して、受けた刺激を自分の成長に繋げていきたいと思います。
社内・社外を問わず、パートナーの能力を最大限引き出す事が、経営者の最も重要な仕事だと思いますので、右腕と思えない関係者がいるのであれば、まずは、自分のどこかを改善しないといけないですね。
何事においてもフェアにやりたいと思います。会社における経営者・社員・外部パートナーの関係、コスト削減支援事業におけるお客様・協力会社・当社の関係、どのような関係においても、時に対立する利害関係を乗り越えて、共存共栄して行かなければ成長は無いと思いますが、その為には信頼関係が欠かせません。相手の目線に立って考える事を忘れずに、日々、活動していきたいと思います。
何をやりたいかという観点と、何がやれるのかという観点の両面から検討していくと、現実的な次の一手はかなり絞られると思います。なるべく具体的に自身の可能性を見極めた上で、選択的に活動の幅を広げ、「自分らしい起業」を実現して下さい。