起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

始まりはダジャレから…

初めは何もないところからスタートしたのですか？

泉さん
　パジャコレは、ダジャレから始まりました。(笑)
　第1回は3月4日に行ったのですが、私が青山学院大学のフランス文学科ということもあり、3月に旅行でフランスに行こうと思っていて、そしたら今のパートナーの中山もフランスに行くと言っていて、じゃあ、一緒に行こう！そして一緒に行くのであれば、フランスに行くのでもただの旅行にはしたくない、何かやらかしたい！というを言っていて、徹夜で会議をしていたら、 フランスのパリコレの話が出て、「パリコレ行きたい♪、パリコレ！、パリコレ♡」と騒いでいたら、”パジャコレ”という言葉が中山から生まれてきて(笑)。パジャマのイベントなんて聞いたことないし、なんとなく面白そうだし、とりあえずやってみようということになりました。また旅行自体は、結果的にはH.I.S.さんとコラボレーションをさせて頂ける形になりました。
　そして、フランスに旅立つ日程は決まっていたので、イベントしか1ヶ月弱しかないけど頑張ろう！となりました。 2月には50人くらいの人に会いにいき、「パジャコレやることにしたので、どういうイベントになったら面白いか一緒に考えてください、教えてください」と聞いて回りました。もう今から考えるとめちゃくちゃですよね(笑)。そのなかで徐々にブラッシュアップされ、第1回の形が出来上がりました。寝る暇もなく、寝ると中山に怒られたりして、1ヶ月間走りきりました。 　パジャコレは色んな人に支えられて成り立っています。すべてのパーツに、miss jiennesを助けてくれる人がいます。日々、いろいろな奇跡が起き、奇跡の連続によってパジャコレ＊miss jiennesはできているのです。

現在は営業に行ったり企画を考えたり、お二人での活動が多いと思うのですが、それ以前はお2人ともどのような活動をされていたのですか？

泉さん
　そうですね、ふたりとも面白いくらい経歴が全くちがいます。

中山さん
　私は中3の時に見たドラマがきっかけで広告代理店で働くキャリアウーマンになりたくて、広告業界への就職に強い早稲田を志望し早稲田に入りました。だから、大学に入ってもあまり遊んだりするつもりはなくて。俗に言う意識の高い学生のような感じで、広告研究会に入ったりインターンをしたりしていました。しかし当時、私はコピーライターになりたかったのでそういったトレーニングを積みたいと思っていたのですが、そういう能力というのは、そのまま書く技術であったたり手法を学んでも身に付くものではないな、自分の中に蓄積された経験とか感性が反映されていくものだな。ということに気付きました。それなら広告のことを勉強するのではなくて、もう少し幅広い世界を見て様々な経験をしたいと思い、様々な学生団体やサークルに入ってみました。しかし、結局そういう団体に所属しても、やはり歴史ある組織の一員という形だと自分のやりたいことを実行に移すことも難しいですし、大人数でやるとなると全員の意思共有・合意が取れた後でないと動き出せないというところで、やろうとすることも尖ったものというより、普遍的なものになってしまい、やはり自分の理想とする環境とは大分違うな。と思ってもやもやしていたのが2年生の12月頃でした。その時期に二年会という同学年交流会があり、色々な大学の二年生が集う交流会で泉と出会って。そこから話をしているうちに自分たちの育ってきた環境や感性等がとても似ているな。と思いそこから仲良くなって、先程お話した旅行のお話になりました。いざ一緒にやり始めてみたら、予想していた以上に気が合い、且つ自分たちがこれまで培ってきたものを最大限発揮できるような環境が彼女といると出来上がっていくな、これこそ求めていた環境だな。と喜びを覚えていました。

泉さん
　もともと私の夢は主婦になることでした。大学受験も頑張る必要性を感じられず、毎日楽しいことばかりしていたら、青学に入学することになりました。
　そんな私の転機は１年の終わりの頃で、当時付き合っていた彼氏に浮気されていたことが発覚し、ショックすぎて一週間で4キロくらい痩せたのですけれど(笑)、そこで初めて主婦になるのはやめようと思い始めました。もう二度とこのような壮絶な体験を経験したくなかったからです。このまま主婦になったとして、もしまた未来の夫に浮気をされ、主婦だから経済力が無く、別れられないという状況になったときのことを想像したら、自分が可哀想すぎると思ったのです。それから、じゃあ働こう！働くのであれば自分が入りたい会社を見つけたい。そして見つけたときに入れるような人になっていたいと思いました。
そこで学生団体に入り、代表や先輩についていきなら会社訪問をたくさんして、素敵な人事の方々出会い、いろいろなお話を聞き、徐々に働くイメージが出来始め、就活も楽しみだと感じるようになりました。当時は、どうしてもいきたいインターンがあり、2年生だったのに3年生だと偽ってインターンをしていたこと等もありました(笑)。
　感性に任せて生きながらも計画的にこつこつ頑張ってきた中山に対して、私はずっと主婦を目指してゆるふわに生きてきたという、全く別のバックグラウンドを持っているんです。

12月に出会って3月にイベントを打たれたということですよね？

中山さん
　そうです。12月に会ってすぐ仲良くなったわけではなくて、仲良くなったのは1月の半ばくらいで…

泉さん
　仲良くなるより前に旅行の約束をしました。なんとなく大丈夫な予感がしたので(笑)。それで旅行すると決めた二日後くらいにはパジャコレが決まりました。フランスに行く日が決まっていたので、逆算して行動していきました。

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