「新しい市場」を自分達で創っていきたい
株式会社Bracket / 光本勇介
私の学生時代は、あまり大学には行っていませんでしたね。(笑)その代わりに色んなことをしていました。お世話になっている人が会社を作るというので、その会社の立ち上げにインターンのような形で立ち会わせていただきました。
あとは、あまり儲かるようなものではなかったのですが、いくつか自分でWebサービスを立ち上げて展開したり、転売のようなサービスをしたりと、色々していましたね。
学生に戻れたら、もうちょっと本格的にビジネスをするかもしれないですね。今では昔に比べ、会社もサービスも作りやすいと思います。学生の方でも色々挑戦する方が増えてきていると思いますが、私もチャレンジしたいです。
私も就職をせずに、会社を作ろうかなと考えていた時期もあったのですが、ある上場会社の社長とランチをする機会がありまして、そのランチで就職せずに会社を作ろうとしているという旨を相談したら、その彼に私は、「学生のうちから起業するのは時間もショートカットできるし、メリットも多い。ただ、会社を立ち上げたらお金を得続けないといけない。その時に相手にするのは大企業であるから、一度大企業に入って、相手がどうやってビジネスをしているのかを見てくるのもあなたの財産になるよ。」と言われました。確かにそうだなと思って、私は一度、企業に就職しましたが、企業にいた時期に得た知識や経験というのが今に生きていると感じることは多々あります。
大学って素晴らしい授業がたくさんあると思います。どの授業を取っても社会に出てから使える知識が学べると思うんです。だから、意識の高い人はなぜそれを勉強しているのかや、自分が学んでいる知識はどこで役に立てることができるのかということを理解した上で学んでいたりするので、やはりそういう学生の方は強いと思いますね。
社会人になり、年を重ねていくと、人間って身動きが取りにくくなっていくと思います。会社にいたら収入も増えるし、家族ができたりもします。そういった時に会社を辞めるとなると収入もゼロになるし、抱えているものがあれば尚更チャレンジもしづらくなると思います。その点学生は恵まれていて、あまり抱えるものが無いですよね。身軽な状態で、チャレンジしやすい。失敗しても失うものはなにもない。逆に得るものはすごくたくさんあります。是非色々チャレンジして欲しいですね。
あとは、昨今、誰にも負けない知識やスキルを持っている人がすごい価値があります。学生時代はそういったものを集中して身に付けることのできる絶好の機会だと思うので是非身に付けてください。