起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

【成功者の教えから学ぶ】

会社経営のノウハウはどこで学ばれたのですか？

　特にはありません。人を育てることや、組織や仕組みを作ったりすることも含めて日々現場で勉強しています。社員のモチベーションを上げる事も仕事ということで、まだまだ勉強しなきゃいけないなという感じです。

人を育てるにあたって大切にしていることはなんでしょうか？

　現場に近い存在でいることです。ただ仕事を丸投げするのではなく、一人一人にあったペースで、コミュニケーションを取ることを心がけています。そうすることで相手も本心で言ってくれますし、私もそこで気づくことがあるので、お互いにとっていい関係が築けますよね。

永田さんが23歳の時に、周りの方達がビジネスを始めていて色々とアドバイスを頂いたというお話がありましたが、どのようなアドバイスを頂いてそれがどのように起業に結びついたのでしょうか？

　具体的なアドバイスというよりは、背中を押してくれるような言葉をかけてもらったと言った方が正しいですね。例えば、「将来こんなブランドを作ってみたい。」「こういう人達に向けて何かしたい。」といったように、自分の思いを周りにどんどん話していたら、「それ面白いよ！絶対やった方がいいし、君ならできるよ！」「考える前にまずは行動に移してみる事ことが大切だよ！」と言ってくれる方が多かったのです。正直な話、右も左も分からない状態ではありましたが、そうした言葉を信じ、とにかく行動することを決意しました。

　また、一人で海外に行った時に自分と向き合う時間が多かったことも起業を決めた要因の一つですね。それまでは芸能の仕事をしていましたし、目の前のことで精一杯で、目先のことしか考える事ができませんでした。その結果、自分が本当にやりたい事をやることや考える事ができませんでした。その状況が本当に苦しくて、そこで思い切って海外に行く事にしたんです。そこで初めて自分と本気で向き合う事ができて、自分がやりたいことは芸能の仕事ではなく、ビジネスだと気づきました。最初から芸能⇒ビジネスと予定していたのではなく、その間に様々な葛藤がありました。

起業したいけど、何をしたらいいか分からないといった学生に対して何かアドバイスを下さい。

　私はジャンル問わず、とにかく本を読んでいました。何に興味があるか分からないけど、起業したいという人は、成功者の本を読むといいと思いますよ。その成功のプロセスを学ぶ事って大切だと思いますから。

　それと、少しでも興味のあることをとことんやってみること。これだ！というやりたいものがなければ、紙にどんどん書き出すこともオススメします。何がやりたいかなんて考えてもすぐには分からないものです。頭で考えてても答えは見えません。とにかく何でもいいからやってみると、向いているのか向いていないのか、楽しいのか楽しくないのかは分かるはずなので、まずはやってみることが大切だと思います。

「STEP3へ進む」次ページへ続く≫