the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part19
株式会社bashment 代表取締役/角政光
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part19
株式会社bashment 代表取締役/角政光
個人事業主だった祖父や父の背中を見て漠然と経営者の道を考えており、大学生時代より社長を目指す。
大学時代に「20代でに起業する」などの項目をたてた自分年表を作成。
撮影特殊機材のオペレーターなどを行う会社を退社後は大手フリーペーパーを発行していた会社の内定を辞退し、ストリートダンス系フリーペーパーを発行していた会社に転職。
29歳のときに年表通り株式会社bashmentを創業。
ダンサーのキャスティングや雑誌・WEB編集事業、イベント企画・運営などを行っている。
【会社詳細】
株式会社bashment: http://bashment.biz/
前提として最適な時期は人それぞれなので一概に言う事は難しいのですが,,,
私は当時、起業するには知識や営業のスキルがまだまだ不足していると感じていたため、就職の道を選びました。事実、営業のスキルをはじめ、社会人としてのマナーなどもしっかりと身につけることができました。
学生起業家の中には学生ノリが抜けきらず、配慮が欠けているような方も見受けられるので、一度社会にもまれることは大事だと感じています。
とにかく色々な経験をしてみることが大切です。
私は、寝る間を惜しんで日々活動していました。バイトも学校も情報収集もとにかくやっていました。
インターネットが普及していない時代でしたから現場に足を運んで生の情報を手に入れる事を大事にしていました。
大学時代にある先輩から「恥かいてなんぼだ」と言われたことで、とにかく行動しまくることが私のスタイルとなりました。
実は大学時代にクラブ系のラッパーを目指していた時期があり、その言葉のおかげで恐れず行動をすることができるようになりました。
営業は会社と会社の架け橋という大切な役目を担っています。また、コミュニケーション能力を身につけることもできます。
営業時代に築いた関係性は今でも自分の支えになっています。ストリートダンス系フリーペーパーの会社にいた頃、相当数のテレアポを通じて「まず会ってもらうにはどうすれば良いか」を会得する事が出来ました。
私はこのダンス業界の底上げを強く推進したいと考えています。
業界上、ルールを守れないダンサーが多くいました。
ダンサーだから仕方ない、彼らにはこれくらいのギャラしか払えないと言われるのが非常に悔しくて企業とダンサーをうまく繋ぐことに注力しました。
今では業界の水準があがってきていると実感しています。
現時点では考えていないです。
大学生時代の年表には1000人規模の会社をつくりたいと書いていたのでいずれは達成したい目標ではあります。
ダンサーには海外からもオファーがかかるため、自然と海外展開は視野に入ってきます。機会や余力があれば今すぐにでも着手していき、アジア圏に支部をつくりたいですね。
イベントや編集の関係で春夏は忙しいので仕事をしていますが、秋冬はしっかり休んでいますね。
イトーヨーカドーの鈴木敏文さんです。
大学時代に鈴木さんの「人は石垣にもなるし、城にもなる」という言葉を聞きました。武田信玄の言葉なのですが、経営者が大事にすべきことを悟りました。
意味は「人を大事にすることが会社の成長に強く相関する」ということで、当時大学生だった私はこの言葉に非常に感銘を受けました。
今は今後のパートナーとして常に右腕になるような候補者は複数人います。右腕だけと言わず、左腕も足もいますね。笑
思いやりをもって働くという事です。
雑誌の編集をしていた時代にペーペーから編集長になった後で明らかに態度が変わった関係者をみて非常に嫌な気持ちになりました。
それで私は常に丁寧に人に接したいと考えるようになりました。
仕事の大小に関わらず、しっかりこなすことを大事にしています。
月並みの言葉ではありますが、たくさん経験を積んでほしいと思います。
起業をしてから失敗だらけでは大変だと思いますので失敗できる今のうちにたくさん行動しましょう。ぜひ、頑張ってください!