すべての価値を合致する
Gatch株式会社 / 松永武士
したいですね。(笑)次は、ヨーロッパ進出の計画を進めています。ただ、私の悪いところは、次から次に進んでいくので、もうそろそろ一旦整理してやろうかなとも思っています。(笑)
幼少期から高校時代にかけて田舎に住んでいたので、逆に何もできなかったんです。その時に「何もできない」という想いが今の行動力に繋がっているかもしれないですね。東京に初めて来た時のテンションはすごかったですよ。(笑) やはり、田舎から東京に行く時や、日本から海外に行く時の視野の広がりは価値があると思います。知っていると知らないとでは、全然人生が変わってきますね。
そうですね。知るというのは本当に大事だと思います。そして、見て知るのではなくて、実際に体感して知る事が大事だと思っています。その体感のニーズを「合致」させたいという想いから、ガッチ株式会社という名前にしたんです。
大堀相馬焼というものですね。これは、震災前はまったく有名じゃなかったのですが、最近になって注目されてきたんですね。マーケティング次第で、小さな田舎の商品がフランスや中国などに出せる事ができると思うんです。そして、通常の値段よりも10倍の値段がする可能性もあるんですね。まだまだ日本には誇れるものが沢山あると思います。
そうですね。今は本当であれば地元に帰らず東京で暮らしているような優秀な人が東北に戻って来ている傾向があると感じます。名だたる有名企業を辞め、今の地位を捨て、地元のために動こうとしている人が増えてきているんです。この流れは素直に嬉しいですね。自分もその一人になれれば良いですが(笑)