起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

起業の魅力、それは「自分に素直になれること」

最近、ITのインフラによって発展途上国での“二極化”が特に目立ってきていると言われていると思いますが、それはカンボジアでも感じられましたか？

　　一気にIT化の流れが来たので、特に二極化の流れを感じましたね。綺麗なインターネットが繋がるノマドカフェがある一方で、スラム街が隣にあるんです。そして、二極化の一方の成功した人に対して興味深い話がありました。私の友達の一人がいっていたのですが、あまり裕福でない家族10人の中で一人だけ成功を収めたカンボジア人の役人がいるらしく、彼は本当であれば貧乏の家庭に育っているので、そんな家庭の環境がよくわかるはずなのですが、貧乏な家庭に対して相当厳しいらしいんですよ。
　カンボジアで上に立つ人は比較的横暴な人が多いみたいなんです。ただ、これも発展途上国の歴史の流れの一部だと思うので、文化というものがここから生まれてくるとも感じています。経済発展があって、文化(芸術などではなく、精神的な意味)が追いついてくるものだと思うので。文化が発展し、経済が落ち込んでいる今の日本は、逆の状況にあるとも言えるかもしれないですね。 

今後の松永様のビジョンはどういったものなのでしょうか？

　日本のかっこいいものをもっと海外に知らせていきたいですね。理由は、カンボジアに行った時にMade in Koreaが多かったことです。批判などの感情はありませんが、どっかで悔しい気持ちがあるんですね。日本には沢山良いコンテンツがあるので、それを発展途上国を中心に広めていきたいですね。 

松永様には仕事へのこだわりがあるように感じます。松永様が特に仕事を行う上で大切にしていることなどはございますか？

　　今のように、事業の話しをしている時に素直に楽しめるかは意識しますね。そして、楽しくアイディアをどんどん浮かばせる為に、常に「体感する」ということは意識しています。そのために、日本だけに留まらず、世界に行きたいですね。 

松永様が感じられる、「起業の魅力」とはどういったものでしょうか？

　　一言になりますが、良くも悪くも「自分に素直になれること」だと思います。 

最後に学生へのメッセージをお願いします。

　　そうですね。。。
うん。自分に嘘をつかないで欲しいですね。
自分の直感を大事にして、進んでいって欲しいです。