これからはココロの時代
アルテミス・アレス / 斎藤 せい子
まだ先の話になりますが、色や心理を本格的に学べる学校を作りたいです。
私が色や心理の勉強をするきっかけは上手くコミュニケーションをとりたいという思いからはじめるようになり、実際に人間関係が良い方向に変わりました。カ ラー・心理カウンセリング行っていて、ビジネスでの人間関係やコミュニケーションが上手くとれなくて悩んでいる方がかなり多いと感じています。
自分自身や自分と他人とのコミュニケーションにおいて色彩と心理は密接に繋がっています。そういう事を伝えていく場があればもっと良好な人間関係が築けると思っているので、私が学んだ経験を少しでも世間の人に伝えていきたいです。
これからはココロの時代だと思います。人とのコミュニケーションで充足度合や満足度が違ってくると思います。
心は目に見えるものではないですし、既存の心理学は難しくて取りかかりにくい、しかし日本の自殺者は年間三万人にも上るという現状です。そこまで大変な状 態になると病院に行くんですけれど、心の問題や病気で悩んだ最初の入り口が心療内科や病院では敷居がすごく高いと思います。そこに至る前に、心の問題の解決までいかなくても和らげられる、考えられる人が絶対に今後必要になってきますし、そういう人を増やしていきたいです。
私もそういう人になりたいので今の仕事をして、将来的には、スクールを設立して色彩や心理の重要性を伝えたいと思います。
学生の間にしか出来ない経験をしたほうが良いです。
例えば友人をたくさん作ることです。会社に入ると、上下関係や縦損得のつながりが出てきて学生時代のような関係は作りにくくなります。学生のサークルでも 先輩がいますが、時間が経てばすぐに卒業していくので、たとえ仲の良くない先輩に出会っても、深刻な問題にはなりにくいでしょう。
会社では気の合わない上司、先輩と長く仕事をしなければならないことがどうしてもあります。そんな時に学生時代に出会った仲間に相談に乗ってもらったりア ドバイスを貰ったり、支えあえる仲間というのは財産です。だから学生の時には何でも話が出来る仲間や友人を作ることです。上下関係やお互いの損得を関係な く出会えることや、一緒にいられるのは学生の時でしかできないことだと思います。
また、学生の時には大学の授業以外にもたくさん学んでおくことをお勧めします。社会に入ると自分が人と比べて物を知らないと思うことが結構あります。自分 の興味のあることで良いので、たくさん本を読んで知識をつけることをお勧めします。今は一番時間がある時だと思うのでたくさん知識をつけてください。その 時に活かされなかったとしても必ず後で自分のためになるはずです。