『さみしい』をビジネスに
株式会社 ホットココア / 永上 裕之
起業したいと思った理由は三つあって、一つは世の中で一番尊敬される職業って起業家であるべきだと僕は思っているんですね。基本的には自分でリスクを背負って、小回りもきいて、自分のやりたいことを合理的にやることが一番いいと思っているんです、起業が一番かっこいいなと。もう一つがサラリーマン時代から、副業が本業の三倍を超えたら辞めようと思っていたんです。それで実際に3倍超えて、資金も貯まったと。それで起業しようと思いました。 それから最近、ITベンチャーで起業しようって言う人はあまり居ないですよね。単純に今IT業界が不況だからなんですけど、そんな流れのなか若者にあんまりパワーが来ないなあと思っていて。あえてこの不況の中起業して、ロールモデルみたいになれたらいいなと思ったからですね。
社会のルールがすごくわかったなあと思いました。登記とか会計、法律、税金関係なんかも勉強していますけど面白いですねえ。世の中のルールがわかると自分の頑張り方が見えてくるんです。今「勝ち組」とか「負け組」って言いますよね。僕自身は勝ち組も負け組もないと思っているんですけれど、例えばすごいお金持ちの人と結婚するかすごくかっこいい人と結婚するかどっちが勝ちか負けかって言われても分かんないですよね。
ただ、同じ数ライティングしたAさんとBさんがいたとしてAさんのほうがアクセス数が多かったら、Aさんの勝ちですよね。この二つの違いはルールがあるかないかなんです。アクセス数とか仕事にはルールがあるんですよ。起業に向けて勉強していく中で、そういう軸となるルールが見えてきた。その軸をみきわめて、ここでこう頑張りたいなというのが見えたんですね。