『さみしい』をビジネスに
株式会社 ホットココア / 永上 裕之
この会社でやりたいことは3つあって、1つ目は沢山ウェブサイトを作りたいなということです。
2つ目は3年後に社員を30名位にすること。3つ目は5年後に「さみしい」というものをテーマにしたSNSサイトで会員百万人を目指したいですね。
例えば一人暮しなんかだと家に帰って家でやることが無くて「なんかさみしいな」って携帯見たりしますよね。でもこのさみしさって、携帯電話が無かった時代にはなかったと思うんですよ。もともと連絡が来ない前提だったから。だからこのさみしさって現代病に近いものなんじゃないかな。携帯メール見て、メール来てたらうれしいけど、返すのめんどくさいじゃないですか。皆かまってちゃんなんですよ。(笑)SNSとかツイッターなんかも流行っていますけど、このさみしいってどうしようもないんですよね。そういうさみしい人が2ちゃんねるとかに行ったりしても最近の2ちゃんねるは若い人が減っているし、ニコニコ動画なんかも見るのに時間がかかっちゃって面倒だし、中高生の間で「リアルタイム」っていう個人でやるミニブログも流行っていますけど、例えば大学生になって周りの人がやってないとやらないですし。そういう若い男女の「さみしい」という気持ちをインターネットを通じて無くせたらこれは結構すごい発明なんじゃないかと思うんですよね。
仕事がすべてだと思っているので、仕事を死ぬまでやりたいですね。
終身雇用制度と年功序列制度が崩壊して、インターネットが出てきたことによって人海戦術に意味が無くなったし、比較サイトの出現によって1位以外の価値が無くなってくると思うんですよ。そういう今までのルールが変わってきている中、一生サラリーマンというよりは、起業して、リスクを自分でコントロールできる方が普通に楽しいんじゃないかと思いますね。サラリーマンが悪いというわけではなくて、起業をしたいなら一度サラリーマンを経験した方が強いかなと思っています。僕自身もサラリーマン時代に叱られた経験が今に生きていますし、どうせ起業するなら成功したいじゃないですか。サラリーマンとして沢山経験を積むことが良いと僕は思っています。