人をつなげる面白さ
株式会社レレレ / 山本大策
コミュニケーションが上手な方は、考えずに会話ができる方ですね。リラックスして会話が続けばそれが1番良いですよね。相手に思いやりを持って会話をすれば、自然とコミュニケーション能力は付くと思います。
起業を目指す方にとって、この力はコミュニケーション能力以上に必要なのではないでしょうか。コミュニケーションの上に、人を巻き込んで行く力があると考えた方が良いかもしれませんね。少しクレイジーだなって思われるほど熱意があるような人が起業家には向いていると思います。リーダーの経験があったり、人を巻き込むことを経験したことがある人の方が良いでしょう。あとは、やっていることが大きかったり、みんなをやる気にさせるようなプロジェクトを持っている人に、人は付いて行くと思います。
そうですね。すぐ実行に移すタイプだと思います。僕自身、ただアイデアを持っていますというような人はあまり好きではなく、興味が湧きません。それは今の時代あまり価値がなく、実行に移してそれをやり続けることが大切だと思うんです。リスクなど考えずにやってみたら良いんじゃないですかね。もしそれが失敗に終わったとしても、失敗だと気付けたことに意味があるのでそれは無駄にはなりません。それを失敗だと気付いた後に、自分の行くべき道が見えるので前の失敗は後退ではありませんし。アイデアを考えるばかりではなく、どんどんチャレンジしていくことが大切です。
大学時代にプログラミングは全くやったことがありませんでした。マスコミやメディアなどに興味があり、映画をたくさん見ていましたね。就活もメディア系に就職したかったのですが、全て落ちてしまい、望んでいた道ではないIT系の起業に就職しました。 学生時代は起業など全く考えていませんでした。インターンもしませんでしたし、特に熱中してやったようなこともありません。将来の夢もありませんでした。就活の時期はかなり落ち込んだので、将来の夢を考える余裕もありませんでしたね。入社2年目くらいからプログラミングの仕事ができるようになり、そこから楽しくなってきました。mixiやGREEなどのSNSとの出会いが自分にとっての転機でした。学生時代は、映画のように自分の作ったものがたくさんの人に広まり、感動を与えるような仕事がしたかったんです。それがエンジニアという職業に就いていながらも、SNSでそれが出来るということを知った時に衝撃を受けました。それで、自分の進むべき道が見えましたね。
収益化などはまだあまり考えていません。それよりは大規模のマッチングサービスのプラットフォームを作りたいと思っています。知人だけのネットワークで終わるのは、インターネットの本質だとは思っていません。それ以上のサプライズがやって来るのがインターネットです。LINEなどの1対1での小規模ネットワークが流行っている今、今後もう一度mixiやFacebookのような大規模交流のネットワークが流行るはずです。その時にCoffeeMeetingのサービスが、ある一定の規模を持った交流SNSのプラットフォームになっていたらいいなと思います。
高校生、大学生の時に好きだと思ったことは一生変わりません。今の時期に自分の好きなものを、社会に出た時に学生時代のノリだと否定しないでください。10年くらいその好きなことを続けていると、いつか、その好きなことの方が本当の仕事になってきます。諦めずにやり続ける人が最後に勝つんです。だから、自分の好きなことは最後まで諦めずにやり続けてください。