実際に動いて得たインプットに、「答え」がある
株式会社インタレストマーケティング / 坂井光
私の会社では、インターン生にも大きな裁量を任せます。事業計画の策定や、企画書の作成、リサーチ業務や広報等本当に様々な経験をさせています。それは、実践の中でしか質の高いものは得る事ができないし、良いアウトプットにも繋がらないと考えているからです。 学生からの悩み相談を受けることが多いですが、いつも言っているこがあります。それは、「なんでもいいから、仕事したほうが早い」ということです。
「競争」より「共有」への流れが強いとは感じます。シェアすることは良いことだとも思いますが、ビジネスの世界に身を置いた時に、競争心が無いと、甘さや弱さで足を引っ張ることになります。ビジネスの世界では競争はどこかの段階で必ず必要になってきますし、シェアすることで責任転嫁してしまうことには注意しなければいけません。 「競争」というものを学校教育の中であまり教えられてない現状もあると思います。、私の会社に入ってくる学生は学歴の高い子が多いのですが、負けることに弱い人が多いんです。競争で負けたことがないから、打たれ強くない場合があります。今の学生に伝えるとしたら、社会に出る前に一回大きな「負け」を体験しておいたほうがいいという事を伝えたいですね。意識的に競争が行われている所に身を置くべきだと思います。
素直になんでも吸収することができる子ですね。学歴が良い人は比較的頭が固い人が多いと想います。自分がなんでも知っていると勘違いしてしまう時があるんです。しかしながら、本当に優秀な人材は、どれだけ高学歴でも素直に自分のできることとできないことを認め、物事を受け入れます。「素直さ」は本当に大事だと思います。
選択肢に対して、もっと多様性を持ったほうが良いと思います。向いているか、向いていないかの判断は実は簡単だと思うんです。自分が楽しい、好きと思うか、思わないかという点だけです。実際にアクションを起こし、「本気」でやると分かってきます。私の判断基準は、「ワクワク」するかどうかです。
実は、あまり「この人に憧れている」という人はいないんです。私は、魅力的な人に会った時は、自分なりに分析をして、良い部分だけ学ぶようにしています。鵜呑みにせず、良いところだけを学ぶ事も大切だと思います。