学習記録×コミュニケーションで新たな学習の支援を
スタディプラス株式会社 廣瀬 高志
諦めない気持ちが重要だと思います。2010年に創業して、現在14期目に入りましたが、その過程で苦しい時期を乗り越えられず辞めてしまった起業家の方を多く見てきました。先ほどお話しした通り、スタディプラスも苦しい時期を経験しましたが、使命感を持って諦めずに耐え抜いたことで、現在まで成長を続けられていると考えています。
学習できる力だと思います。起業家は、事業の進捗によって、 やることが日々変わっていきます。例えば、僕の話で言うと、最初の5年ほどはStudyplusのプロデューサーをやっていました。プロデューサー業務ではStudyplusのアプリをどう企画して、どのように機能を改善すればもっとユーザーが増えるか、ユーザーの人に喜んでもらえるかといったことを考えていました。その他にも採用業務や資金調達など、色々なことを自分自身で取り組まないといけませんでしたが、起業当時は大学生だったので、全ての職種を経験したことがなく、様々なことを一から学ぶ必要がありました。学習できる力が、何より大事だと思います。
人に聞くようにしていました。例えば、イベントで名刺交換した人に会いに行ってアドバイスもらったり、先輩経営者に聞いたり。若くして起業して頑張っていると、応援してくださる方がたくさんいるので、そういった方を頼ってみるのも良いと思います。あとは本を読むことも大事だと思います。 ただ本を読むだけではなく、実践して、アウトプットして、身につけていくことが大切です。僕は『学ぶことは変わること』という言葉を大事にしています。本からも人からも学び続け、自分自身が変わり続けていくことを意識していますね。
まず、僕自身は創業経営者です。創業経営者だからこその役割は、その事業をなぜやっているのかという思いや企業理念を語ったり、体現したりすることであると考えています。もちろん、僕以外の社員にもどんどん語ってほしいと思っています。同時に、業績を上げることが経営者としての責任であり、そちらも本当に大事なことです。
起業に挑戦すること自体がすごく尊いことなので、どんどん挑戦してほしいと思います。自分は起業してから今まで、多くの方に助けられてきました。僕が手伝えることがあれば、時間を取ってアドバイスすることもできると思いますので、気軽に連絡くださいね。
廣瀬さん、ありがとうございました。
本記事の作成者:中根有香