綺麗な街は、人の心を綺麗にする
NPO法人Green bird / 長谷部健
僕は学生のときは大きな目標なんてなかったよ。世の中、仕事は選ばなけ れば沢山あると思うし、すぐ就職もできちゃうでしょ。なんだか楽しそうだ なという単純な理由で、広告代理店に入社できて、営業の分野で自分なりに は活躍できたかな。まぁ、僕は、ちょこまかっせっせと活動していたね。
学生時代に留学はしておくべきだったなとは思う。あとゴルフも(笑) 留学経験をしておくと、人生はもっと豊かになるのかなって。海外旅行で遊 びに行ったことはあるけど、海外で現地の人と暮らす体験をしてみたかった ね。 大学生はやりたいことを全部思い通りにできるわけではないけど、時間は 充分にあるんだから、いろんなところに行って、肌で新しいものを感じるべき。留学費用とかは、アルバイトで稼いだり、両親から借りて返せばいいと 思う。
ダイバーシティで壁がない街!日本人は「車椅子=ネガな乗り物」と思い がちでしょ。どうすれば、日常の生活に当たり前のように溶けこんでいくの か。例えば、車椅子がファッションで飾られたら、当たり前の生活になじむ から、社会に工夫を仕掛けたいんだよね。 今は「パートナー証明書」を同性カップルの人たちに発行したいと思って いる。同性愛者は少なくないのに、パートナーが救急治療室に入ってしま った場合も時々、入室が断られたり、結婚式も断られる。パートナー証明書 を見せることで、家族の人間関係も良くなり、もっと人口も増えて、違った カルチャーを作り上げてくれるのではないかな。
海外を見てみると、パリ市長はゲイだし、ガガも同性愛者、みんなオープ ンなんだよね。だから日本も自分に対して恥ずかしいとか、こそこそする文 化ではなくて、みんなが認められるダイバーシティをしかけていきたい。 また「障害者に声をかけよう!アクセサリー」を作っていて、これは SHIPSや原宿のいくつかのショップで販売されています。 渋谷が変われば東京が変わる。東京が変われば日本が変わる。ちょっと工 夫した活動で新たな渋谷の街を創りたいね。
今の学生は、僕が学生の頃より必死になって勉強していると思うから大丈夫だと思う。やりたいことに、好奇心を持ってするのでもいいし、一つのことを突き詰めてもいいし、新しいことに手をだしてみてもいい。まずは動いてほしいね。学生は、失敗しても「てへっ。ごめんなさい。」って許される んですよ。だから学生ブランドを利用してどんどん前に出てみて下さい。そこから道は開けると思うから。
う〜ん、しないといけないなって思っていることはなんでもやって欲しい し、やりたいことをやればいいさ。人生においては、やりたくないこともやらないといけないときはあるよ。それは、バランスをとりながら、頑張って欲しいね。突き進み続けていると疲れるし、疲れたら休めばいい。バラン スを取りながら頑張って欲しい。僕は渋谷を拠点において、街つくりを頑張 っていくので、ポジティブ精神を持ってがんばってください。偉そうなコメ ントでスミマセン。
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