20年前からの予見
株式会社タイム&ガーデン / 堀部 朝広
仕事においては得意を一つ絞り込むことが重要だと思いますが、学生時代は、まずはいろんなことにチャレンジしてみるべきだと思います。
建築を目指す学生であっても、専門外のことにも積極的に興味を持ち、海外ボランティアをやってもいいし、経営者に話を聞いてみるとかでもいい。何でもいいですから、そうしていろいろなことをやってみる中で、何に自分がハマるのかがわかってくると思います。
私自身は、大学時代、仕送りなしで生活費をすべて自分で賄っていたということもあって、学校半分・バイト半分ぐらい生活をしていて、実に沢山の業種の仕事を経験しました。そうした経験が今になって役に立つことも多々あるのです。
同じような話ですが、良いと思われるものにたくさん触れてみることだと思います。
私は広く浅い趣味で、特にこれといった専門的な得意ジャンルを持っていません。音楽でも芸術でもファッションでも、好きなものが沢山あります。CDだった らジャケ買いしてみるとか、スポーツにしても誘われたらなんでも試してみるとか、ファッションだったらいろいろイメチェンしてみるとか。自分の知らないモ ノに触れることで、新しい自分を知り、感性はどんどんと磨かれていくと思います。