リラクゼーション業界の革命児
株式会社リラク / 江口康二
人生時間は限られています。宇宙開発するには、莫大な資金が必要です。国内のローカル企業でやっていては、資金は集まりません。なので、グローバル企業にしようとしたんです。
グローバル企業になるには、宗教、言語、性別、年代、イデオロギーの壁を越えないといけないんです。そんな分野はなにか?金融が一つありますよね。でも、もう先行企業がいて勝てない・・・
では、資源業界はどうか?巨額な資金が必要ですよね。三菱、三井などの商事は歴史もあってベンチャーには厳しい。ベンチャーでも勝てるところはあります。通信インフラ産業です。Amazonや携帯通信会社とかそうですよね。でも、もう出遅れた感があります。孫さんと同時期なら良かったですけどね。それは、時代の問題なのでしょうがないです。
あと、残っているのが健康・医療産業なんです。この業界は世界が分断されていて、規制がかかっていて、医療関係におけるグローバル企業は存在しないんです。
製薬のベンチャーは多いですよ。でも、それも巨大なお金がかかるので、ベンチャーキャピタルの資金を借りています。そういうお金で始めると、大きくなったら、社長はだいたいクビを切られてしまうんです。クビを切られては、僕の宇宙開発の夢が達成できないですからね。
きっかけがあって、ぎっくり腰になっちゃったんです。それで、整骨院や治療院を勧められたんですけど、効くとこ、効かないところあるんだよね。それで、いろんなところに行っていた時に気付いたんです。カルテに多くの情報を書きますよね?それってプラチナデータなんですよ。他では、そんな情報書かないですよね。自ら、深いデータを提供しますよね?そういったビジネスは今までにないなと思ったんです。
もともと、メディアの仕事をしていたので、このプラチナデータを使えば、すごいメディアが作れるんじゃないかと。店舗は作れば作るほど、来店数が伸びて、そのプラチナデータが集まる仕組みを作れば、増えれば増えるほどメディアの価値は増えるなと。
医療の商品は病院で消費されますよね。病院は保険組合に入っている患者を必要とします。保険組合は、これから何らかの疾患を抱えるであろうユーザーのデータベースを欲しがるんです。ユーザーのデータベースを集めて、ユーザーに適正な医療の情報を届けるメディアのような仕組みを作ろうと思ったんです。
良い歯医者ってどう探しますか?分からないですよね?それは、メディアがないから分からないんです。適切な医療のガイドが日本にはないんです。そのガイドになることが、一番初めの目標です。
結構、夢を語る人はいるよ。ぶっとんでいる夢を持っている奴は意外にいて、一概に夢語ればいいってもんじゃないんだよね。夢の実現性、ロードマップというものがあること。そうした具体的なロードマップを持っていることが大切ですよ。口だけの人も面白くて、魅力的ではあるんだけどね。「俺、社長になる!」みたいな。今は1円でも出来ますからやればいいんですよ。(笑)夢にも、濃い、薄いがありますからね。
一つは自分の宇宙開発という夢の実現に向けて。
もう一つは、一体誰の為になっているんだろうと考える事が大切です。会社の理念にもなっているんですが、愛を持って社会を変えること。自分たちの会社が社会にどう貢献できるかということが大切だと思うのです。それは、誰かのためじゃないといけないし絶対成功しないんです。
1999年はIT革命が起きてバブルだったんです。そのときにみんな若くしてお金持ちになった人はたくさんいたんです。成功=お金持ちになると思っている方が居ると思います。でも、ある時、お金持ちになること=幸せにはならないと気がついたんです。お金持ちになったのに一緒に飯食う相手がいないとか、不幸になる人もいるんです。
なのに、人々はスキルを得て、出世してお金持ちになろうとする人が多い。そっちを目指しても幸せにならないのに。
幸せな人の共通点は必ず貢献していることなんです。身近な人に与えている人ですね。それは気にかけてあげることだし「大丈夫」と声をかけてあげられること。まさにfor meかfor youなんだよね。自己中心か思いやりを持てるか。成功はギブアンドテイクなんです。多くの成功者は与える。くれたらやるよって人は成功しない。与えるものって一つじゃないしいくら与えてもなくならないものもあります。こういうことができるようになるとなにか素敵なことが起きるわけですね。