リラクゼーション業界の革命児
株式会社リラク / 江口康二
よく眠れる人です。どのステージの人でも、代表としてやっていて成功している人たちは、 非常に質の良い睡眠を取れています。眠れていない社長の会社というのは、必ず潰れているんです。
全然、違うんだよね。だんだん、おかしくなってきちゃうんです。事業家で上場したい人たちにたくさん会ってきました。苦しいことを経験して、真面目に悩みを抱えてしまって気付いたら朝になっていて、寝られない人もいます。特にA型に多いから気をつけろ!!
たぶん、向いてないね。少し抜けていたり、遊びのある人。それで、何があっても寝られる奴じゃないと。だって、悩んだって起きてしまったことはしょうがないじゃないですか。
面白い話があって、とあるマザーズに上場した会社があって、そこの社長は寝ない人でした。途中で倒れてしまって、稼いだお金で入院代払っているような状況でした。それって幸せなんでしょうか?確かに、上場って魅力的で・・・上場が近づいてくると、妙に怪しげな魅力を発し始めるんです。これは、なんとも言えない感覚なんですけどね。
真面目だけど、ちょっと面白いお話をしましょう。 勝ち目に乗ること。ギャンブルってありますよね?勝ち目というか「風」というのがあるんです。神経が尖ってすり減っていくなかで、その「風」が見える瞬間があるわけ。ルーレットは赤、黒が49%で緑が2%なんです。確率で言えば、ほぼ2分の1と考えていい。だいたい交互にくるはずなんですね。ただ突然、20回連続黒のような「風」がくることがあるんです。その「風」がきた時には、20回連続黒なら次は赤と思ってはいけません。「風」に乗って黒にかけ続けるとずっと勝ち続けて、多くのお金になります。ただ、途中で怖さが出てくるんです。こんなに黒が続くはずがないと。一回、この全部あるものを半分に分けて赤と黒にかけてみようと思った瞬間・・・必ず負けるんです。それが「風」から降りた瞬間です。そうしたら、負け続けます。だから、黒が何回続いてお金が大きくなろうが「風」から降りちゃいけないんです。安全のため半分残しておこうとか思った瞬間に負ける。
僕は、危険な経営を続けてきた。未だに降りてないで黒にかけ続けているんです。一般的な人から見たら、非常に高リスクな方法を取っています。のるかそるかのような0か倍かの戦い方をしています。
2003年に1号店がオープンして、手元資金200万しかないのに、6月に新橋店をオープンして、8月に上野店をオープンしたんです。手元資金200万しかない人がどうしてそんな短いタイミングでオープンできるのか?これは、のるかそるかなんです。もし、そったら、一気に倒産して、個人破産で終わり。でも、「風」を感じたので、かけました。
上野店の時は、一番大変で、オープン日の手元残高が3万円!会社の全財産が3万円しかなかったんですよ。僕が、一番お金がなかった時期です。今の小学生のほうがお金持っていますよね。(笑)普通は、資金ためて、次の店舗を出すものですが、資金が少ないのに年間4店舗も作りました。自分は、数百店展開すると決めていたので、できなければできないだろうなと思ったんです。ここで、できなければ、その程度のものだと。
誰もやったことのないことだから、成功するか失敗するか分からなかった。だから、自分が成功すると願うしかない。
今は外部の人が、財務状況を見ても非常にまともになっています。ですが、それで保守的になって、新規事業やらないとか、内部留保高めるとか、僕の給料を1億にしようみたいな考えは全くないです。そんなぬるい環境になるくらいなら、給料なんかいらないですし、面白くない。
人によるんじゃないかな?僕は宇宙開発をやると決めたから、生き続けているんです。合う、合わないがありますから、安定が良いって人はそっちのほうが良いです。とにかくあなた次第だと思います。
なにか、新しい自分の道を切り開きにいくのであれば、「風」から降りてはいけない。自分の道を信じてください。
意識高い学生と低い学生の、二通りに分かれているのは昔から変わらないよね。何をするにしても、心の声を聞くのが大切です。自分の進んでいく道にいけば、不思議と方向が決まってくるんです。お父さん、お母さんがやっていたことを知らぬ間にしていたり、繋がっていることあるんです。過去の自分をよくよくたどれば自分の将来が見えるかもしれませんね。
会った瞬間やときめく人がいたり、なんか嫌だなって感じる人もいるじゃないですか。会った瞬間にどんな気分か分かるのは、自分の心の声なんです。心の声って過去も未来も現在もない。時間に縛られていない。
心の声に耳をすませる方法はテレビ、ネットを消して、おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんはどう生きてきたのか考えれば良いんです。すると、自分のやりたいことやわくわくすることが見えてくるんです。多分、今の学生は自分と向き合えていないと思うので、一度自分と向き合ってみるのが良いかもしれませんね。
まずはベンチャー企業を目指してはどうでしょうか。もう大手が安泰の時代は終わりました。そんな大企業に行って毎日部品のように使われて鬱病になって辞めてくくらいだったら、一度ベンチャーに行って自分の力を試したほうがいいです。若者は夢を見る権利と義務があります。
二つ目は自分の使命に気がつくことです。ほんとに行くべき道はどこにあるのかってことに気がつかないのは、周りに流されているからです。自分と向きあい、心の声って静かにしてれば必ず何かを発見できるはずです。成功者や経営者ほど禅とかはしているんです。単に、健康のためにやっているのではなく、自分に向き合うためにやっているんですよ。
まずは自分と向き合って、自分の道を歩んでほしいです。頑張ってください。