起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

癒しや温もり、ヒノキの良い香りや色

河合さんが感じる木の魅力とは何でしょうか？

　言葉にすると、癒しや温もり、ヒノキの良い香りや色ですね。 何と言っても落ち着くということです。 　また、木にはそれぞれ個性があり育った環境や条件によって、それぞれ異なり、同じものが1つとしてないことも魅力です。 同じ木でも見る角度や時間によって違った表情を見せることもあるので、飽きることがないですね。そういう意味では人と一緒かもしれません。

河合さんの林業に対する使命感について教えて下さい。

　より多くの方に木をつかっていただき、山林の保全に貢献することが今感じている使命です。山に木を放置しておくことは自然災害等の原因にもなるので、一刻も早く改善していきたいと感じています。

天地林さんの今後のビジョンとしてはどのような姿を描いているのでしょうか。

　10年後には、山を所有し、木を加工する工場を持ち、山から加工、販売まで一本化して、事業を行うことが目標です。ネット販売をしていくことはもちろん、店舗も開きたいと考えています。そして林業を通して、全国を元気にしていきたい想いはあります。例えば東北の被災地にも店舗を開いて、木の雑貨をみて笑顔を広めていけたらいいですね。

the Entrepreneurの読者に向けてのメッセージをお願いします。

　 自分がやりたいと思ったことは進んでやってほしいです。起業をするとなると、周りからの反対があるかもしれませんが、自分の持っている熱意をぶつけて下さい。情熱を持って相手に接すれば、理解してくれます。また、やりたいことを実現したいと思ったら、与えられた目の前の仕事を本気でやってみてください。自分に言い訳をせず、何事にも本気ぶつかることで皆さんの道は開けてくると思います。