the Entrepreneurライター選ぶ成長企業50選Part13
ハイブリィド株式会社 代表取締役 中山 大輔
the Entrepreneurライター選ぶ成長企業50選Part13
ハイブリィド株式会社 代表取締役 中山 大輔
大手SIerに入社し、SEとしてキャリアを積む。
その後、独立系大手ファームのスカイライトコンサルティングに参画。
10年間ITコンサルタントとして、幅広い業界で多様なプロジェクトに携わる。
2015年3月、顧客のIT人材育成を目的とする支援サービスをめざし、ハイブリィド株式会社を設立。
代表取締役CEOに就任した。
【会社詳細】
ハイブリィド株式会社 http://hiblead.co.jp/
事業の内容によると思います。
例えば、企業向けのサービスを提供するような事業であれば、“信頼”や“関係性”は無視できない重要なファクターですので、社会人としての経験やネットワークが活きてくる気がします。
一方、形のあるプロダクトを販売するようなビジネスであれば、アイデア次第で成功する可能性も否定できません。
ただ、起業は手段であり、目的ではありません。“何を実現したいか”という目的が最初にありその目的を成し遂げる上で、“起業”が適しているかどうかが一番大事です。
起業を前提として、時期を考えるのは本末転倒ですので、順番を間違えないようにすべきだと思います。
学生時代は自分が遊んでいたので、”働くべき”とは言えないですね。笑
やりたいことが見つかれば、“学ぶこと”や“働くこと”に対するモチベーションは自然と上がります。よって、”すべき”ではなく、”やりたい”を軸にして、どうするのかを考えればよいのではないでしょか。
実際にいま、私自身もMBAを学びに大学院に通学中です。“やりたいこと”を見つけるためにも、パワーや時間に恵まれた、学生のうちに色々なことにチャレンジしてみるのも良いと思います。
両方大切です。行動することは大切です。
やらなければ何も始まりませんし、千載一遇のチャンスを逃す可能性もあります。
ただ、だからといって、何も考えなく、がむしゃらに物事を始めても、なかなか上手くはいきません。特に、リスクの高いことほど、慎重にしっかりと思考してから行動すべきだと思います。
どちらかといえば営業タイプですね。
コンサルタントは複雑なプロジェクトほど、ステークホルダー同士の境目を越え、ものごとをつなぎ合わせ、プロジェクトを成功に導くために、中心的な役割を担うことが少なくありません。
そうすると、“権限”を持たない外部のコンサルタントにとっては、お客様との関係構築がものすごく重要な意味を持ってきます。もちろん、アウトプットの質に拘る、という点では“開発タイプ”と共通する部分はあると思いますが、より大きな影響力を発揮しようとすると、“営業タイプ”のスキルも大事だと思います。
感情的なタイプではありますね。仕事に熱がこもりやすいので、突っ走ってしまうことがよくあります。笑
上場は資金調達における“手段”の一つです。“目的”にはなりえません。
そもそも“IPOを目指す“という目標設定は、起業家ではなく投資する側に近い目線だと思います。
今後の成長戦略の中で必要性が出てくれば、その時に考える想定です。
長期的に見れば、日本だけに拘る必然性は低いので、シナリオには織り込んでいます。ただ、形のあるプロダクトを販売する事業と違い、私たちのような“高度なサービス”を提供する業態において、海外進出は決して簡単ではありません。慎重かつ積極的に、市場の選択・パートナーの獲得など、必要な準備を進めていく予定です。
MBAを学びに大学院に通っていますので勉強をしてるか、妻と一緒に過ごしています。
書籍等を通じて、考え方やスタンスについて参考にさせて頂いている経営者の方はたくさんいます。
徐々に自分のビジョンに共感してくれるメンバーが集まり、優秀な経営チームが出来上がりつつあります。とても頼もしく思います。
謙虚さです。自分ひとりで出来ることには限界ありますので、“頼るべきところは頼る”ということはとても大事なことだと思っています。
そのためにも、社員みんながパフォーマンスを最大限発揮できる環境作りには力を入れています。また、コミュニケーションを大切にして、ノウハウ共有やチームワークを育むことで、個人プレーではなく、会社として大きなパフォーマンスを発揮できるようにしたいと思っています。
繰り返しになりますが、起業は目的でなく手段です。
また、会社を立ち上げるということは、参画する社員やその家族、サービスを受け取るクライアントなど、多くの関係する人に対しての責任が発生します。自分の”やりたいこと”を実現するために、起業が最適な手段なのか?また、責任を受け止めるだけの熱意と覚悟があるのか?を、改めて自分自身に問い直し、それでも起業すべきだ、と思うのであれば、迷わず進むべきなのだと思います。